カテゴリ:額装(和額・扁額) > 額装(WORKS)

DSC07838
山紫水明(さんしすいめい)
「陽に映えて山は紫色に見え、川の水は澄み切って明るく見える」
自然の風景が清浄で美しいこと。
DSC07839
DSC07841
DSC07842
DSC07843
DSC07844
DSC07847
DSC07846




DSC07832
作者/野村素軒(のむらもとすけ)
幕末から昭和初期にかけての日本の武士(長州藩士)、官僚、政治家、書家、正二位勲一等 男爵。
幼名は範輔、字は絢夫、号は右仲、素軒。

書/福生於清約(ふくはせいやくにしょうず)
幸福は、清廉と倹約から必ず生まれる。心を清らかにし、私欲を慎み、倹約をすれば、幸福は自らの手で掴むことができる。
DSC07833
DSC07834
DSC07835
DSC07836




DSC07827
作者/兼本春篁(かねもとしゅんこう)
1856年安政三年松江市外中原町に生まれる。
田能村直入が来遊するとすぐにその門に入り、南画を学んだのちに京都北町に移り住んだ。
1926年72歳にて逝去。

書/花意竹情(かいちくじょう)
宋の詩人・蘇東坡(そとうば)の詩の一説。
竹は風にまかせて素直に揺れる情をもっている花のように気高く優しい、
竹のように真っ直ぐでしなやかな心。
DSC07829
DSC07831




DSC07825




DSC07136
▲before




DSC07824
DSC07826
DSC07823




DSC08514
作者/玉井香山(大徳寺 芳春院)
題目/雲与我無心
形式/表創(額装)
--------------------------------------
『雲与我無心』
読み/くもとわれとむしん
意味/自由自在に漂う雲のように我もまた無心となること
--------------------------------------
下地/組子下地(白杉)
和紙(台紙部分)/墨(手染め)
和紙(本体部分)/本美濃紙を含めた五種の異なる純楮和紙
DSC08336
▲before(表装前は、短冊の状態です)
DSC08335
DSC08337



DSC085110002
DSC08520
DSC08518
DSC08516
DSC08517
DSC08521
DSC08526
DSC08524
DSC08529
DSC08530
DSC08522
DSC085150001




DSC07002
DSC07005
DSC07009
DSC07010
DSC07014
DSC07015
DSC07016
DSC07017
DSC07021
DSC07022
DSC07023
DSC070040001




DSC08137 (1)
DSC08138
DSC08142 (1)0001
DSC08145 (1)
DSC08144 (1)
DSC08143
DSC08141 (1)
DSC08092
桑の額縁(フレーム)




DSC053360002
DSC05330
DSC05334
DSC053350001




DSC03989
DSC03988
DSC03990
DSC03992




DSC034510001
作品(書)を書き上げる前の段階から、ご依頼主である書家さん自ら額装のデザインを思考され、そのリクエストに応える形で仕立てた額装です。
DSC03626
DSC03627
DSC03628
DSC03630
DSC03629




DSC03597

書/不動之心
額/女桑色

『他によって動かされることのない心』

己を律したものだけが許される言葉のように感じます。

ご祖父様が孫(ご依頼主)へ想いを込めて30年程前に書かれたものだそうです。

家族の絆を深く感じさせられます。


ご依頼主は、接骨院の院長(玄武接骨院運動部)をなさっており、院内の一番大切な空間に掲げたいということで額装のご依頼を頂きました。
誠実さと芯のあるお人柄だと一目お会いしただけでも伝わってきました。
こういう方が院長をされているところは、とても安心できます。

クリック ⇒ 玄武接骨院運動部 Instagram 
DSC036100001
DSC03601
DSC03602
DSC03611
DSC03605
DSC03606
DSC03624
DSC03623




DSC03161
▲before

作/はる(書道家)
書/大丈夫

年の瀬迫るこの時期には、心に染みる温かい言葉です。
DSC03474
DSC03472
▲after



DSC02722
大野伴睦/同甘共苦
額/加州塗り(黒艶消し)

読み/どうかんきょうく
意味/苦楽を共にする
DSC02724
DSC02725
DSC02726
DSC02727
DSC02728
DSC02732




DSC02712
作/山田無文(太室無文)
額/女桑

愛知県豊田市出身の臨済宗の僧侶で、花園大学名誉学長・臨済宗(妙心寺派第27代管長)を務められた。
華々しい経歴を持たれた僧侶の書だと思うと難しく見えてしまうかもしれませんが、そうではなく、デザインとして見てみると、独特の少し丸みを帯びた書体で、私は初めて拝見した時から今も尚とても好みの書です。
DSC02715
DSC02719
DSC02716
DSC02718
DSC02713




DSC01535
作/山口誓子
書/俳句
額/白木無垢材

『 炎天の遠き帆や わがこころの帆 』

海面にぼんやりと船の帆が見える印象で表具しています。
DSC01533
DSC01541
DSC01540
DSC01539
DSC01536
DSC01537
DSC01538
DSC01601
DSC01602




DSC01443
百種の福と、
百種の壽。
何とも縁起の良い構図。

この書は、二代目の祖父のもので10年程前に、工房の押入れから見つけ出し近頃まで保管していた。
祖父は、割と器用な人であった為、こういった類いのものは稀ではない。 
決して立派なものではないことは、百も承知ではある。

その中でも百福壽は、私の気に入っている作品で、シンプルな額装に仕立てた。
フレーム(額縁)もマット部(縁取り)も何も飾らないことが、この贅沢な書の内容には丁度良い。

それにしても良く書いてあると感心してしまう。
DSC03427
DSC03426
DSC03428
DSC03429




DSC01412
彫刻家のご依頼で製作しました。
本格的な襖や屏風・額装と同じ構造の組子下地で仕立てた金箔の額装です。
側面も同じ金箔紙で施すことで、立方体として成り立ち、死角のないアートワークにしています。
DSC01413
DSC01417DSC01418
DSC01419DSC01423
DSC01426
DSC01424
DSC01425




DSC01282
作/ヒロヤマガタ
絵/ハイビスカス
額/パールシルバー艶消し

ヒロ・ヤマガタ/HIRO YAMAGATA(1948年5月30日 )は、画家・美術家である。滋賀県米原市出身。アメリカ在住。本名山形 博導(やまがた ひろみち)。
国内ではカラフルなシルクスクリーンアーティストというイメージが今なお強いが、世界的にはむしろレーザーやホログラムを使った現代美術家として知られ、先端的なイリュージョニストとして現在も活動している。
※wiki
DSC01283
DSC01277
DSC01278
DSC01273
DSC01280
DSC01279




DSC00382
作/頼山陽
書/蓬莱
額/チーク

頼山陽は、大坂生まれ江戸時代後期の歴史家・思想家・漢詩人・文人。
主著に『日本外史』があり、これは幕末の尊皇攘夷運動に影響を与え、日本史上のベストセラーとなった。※wiki
DSC00379
DSC00377
DSC00375
DSC003700001
DSC00376
DSC00371




DSC00389
作/所英男(格闘家 )
書/愚公移山


愚公移山(
愚公、山を移す
何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功することのたとえ。

格闘家らしい、強い意志を感じる言葉です。
DSC00390
DSC00391
DSC00393
DSC00394
DSC00395




DSC09911
DSC09899
作/中村淳子
下地/本格組子下地(白木の杉材)
※数種類の和紙を何層も張り重ねて下地を形成しています
DSC09903
DSC09902
DSC09906
DSC09901
DSC09909
DSC09912




DSC09897
中村先生の創造には、幾重にも積み重ねた試行錯誤の裏付けがある。
その姿勢は、意欲そのもの。
DSC09886
作/中村淳子
下地/本格組子下地(白木の杉材)
※数種類の和紙を何層も張り重ねて下地を形成しています
DSC09889
DSC09890
DSC09891
DSC09892
DSC09893
DSC09898
DSC09895




DSC09598
DSC09600
DSC09605
DSC09601
DSC09602DSC09604




DSC09540
書/夢
フレーム/加州塗り・黒艶消し
マット/古代パー
DSC09546
DSC09548
DSC09543
DSC09545
DSC09541
DSC09547




DSC09331
以前ご紹介した、蛇の抜け殻を『 ん 』+『 丸⇒円⇒縁 』のBLOGをご覧いただき、同じような『ん』の額を作ってほしいというご依頼があり、お仕立てした額装です。

大阪府よりお越しくださり、表具に使用する和紙や額縁の仕様など時間を掛けて取り合わせをお選びいただきました。

蛇の抜け殻と言えば『寿』が一般的ですが、実は前回の投稿以降多くの方に『ん』ご好評いただいております。
DSC08381
▲before(抜け殻の状態)
DSC09325DSC09432
DSC09328
DSC09319
DSC09320




DSC09470
作/はる(書道家)
書/木龍

DSC09468
DSC09469




DSC09467
作/はる(書道家)
書/美脳
DSC09464
DSC09465




DSC08590
DSC08586
DSC08585
DSC08583
DSC08582
DSC08581
DSC08584




DSC08698
作/吉村美瑤
書/いろは歌

いにしえから今日までこの国に在り続けている
『いろはにほへと ちりぬるを』

桜の花は儚く、
散る時は春の風に吹かれゆらゆらと漂う

吉村さんの書から伝わる情景です。
DSC08699
DSC08704
DSC08705
DSC08702




DSC08720
書家/吉村美瑤 作品/海

母なる海
生命の起源
どこまでも深い
優しく包み込んでくれる

そんな思いが込められた作品です。
DSC08725
DSC08727
DSC08726
DSC08724
DSC08731
DSC08730



DSC077630001
DSC07757
DSC07761
DSC07758




DSC07969

『足引の 山のしげみの迷ひ路に 人より高き白百合の花』

DSC07975
DSC07974
DSC07976
DSC07982
DSC07979
DSC07977




97F26A5D-D125-48EC-928F-28BA931F4256
作家/はる(書道家) 作品/Mori Bito(守人)

鳥の様に見える中央の書は、守人と書いてあります。
はるさんの創造力にいつも感動させられます。
7772006D-5EFD-45C6-858E-D7235065F0EE
4ACCC242-1110-4F1D-BB0F-7BA23F119582
39D7CBFB-C693-45E0-998B-CCEE0F0CDE57
880E9FF8-EC30-463A-AB74-35E73C6E3B74




DSC06177DSC060630001
DSC06166
DSC06171
DSC06172
DSC06170
作家/福山締法(曹洞宗管長・永平寺79世貫首)
作品/
清真
ご依頼主/岐阜県




DSC05034
作家/中村淳子(彫刻家) 

彫刻家が表現する絵画。
DSC05039




DSC03128
作家/はる(書道家) 作品/真

いつも思う、先ずは真っすぐ向き合ってみること。
DSC03130
DSC03131




DSC03127
作家/はる(書道家) 作品/生きる

優しく柔らかい表情の中に、秘めたる力強さが宿っている。
DSC03018
DSC03125





F7C0D721-D985-4CFE-A2FD-92E227F9FF70
二種の金銀細工和紙を構成して額装にしています。
向かって右側は金銀砂子で、左側は銀細工(水切) です。




DSC02265
『 ん 』です。

脱皮したての蛇の抜け殻を見つけると運気(金運・子孫繁栄)が上がると言われています。
蛇は、身の安全を守るために目立たないところで脱皮するから何処で脱皮するか判らない為、とても貴重なことなのです。
ご依頼主は、その貴重な蛇の抜け殻を玄関で発見された強運の持ち主です。

基本的に額装にする場合は『 寿 』や『 一本筋 』にすることがほとんどですが、ご依頼主夫婦にとってひらがなの『 ん 』にとても縁があるということから、『 ん 』+『 丸⇒円⇒縁 』と意味を繋げて表装させていただきました。
※丸には魔除けの意味があるという説もあります
DSC00399
表装前の状態
DSC02275
※後ほど保護用としてアクリルガラスを嵌め込んでいます
DSC02271
DSC02269
DSC02274
DSC02267
蛇の抜け殻/額表装
ご依頼主/岐阜県




DSC02294
意味を調べてみると、『文字が記してなく白く残っている部分』
書道家のはるさんのオーダーで仕立てた額装ですが、言葉の意味と作品が調和しています。

作家さんにとっては、憤りを感じてしまう時世ですが、作品(書)がより生かされるための意味のある空白の時間(余白)であってほしいと切に願います。




DSC01947
「現在」・「過去」・「未来」を書で表しています。
とても穏やかなお人柄で、非常に豊かな表現をされる書道家のはるさんの作品です。
僕の心はこの作品だけで虜になってしまいました。

来たる11月22日(金)~24日(日)まで、名古屋市東区にあるEnne_nittourenさんで自身初の個展をされるにあたって額装を松月堂でさせていただいております。出店数は、現時点でおよそ20点ほどの予定で、そのどれもが創造的で深い意味が詰まっており、何より書のデザイン性に圧倒されてしまう作品ばかりです。
ちなみに僕は、お世辞が嫌いな性格です。
そんな拘り気質の僕の仕事を書道家はるさんに深く理解していただけていることはとても光栄なことです。

はるさんの素敵な作品を多くの方にご覧いただけることを一ファンとして願っています。
是非、書の世界に触れてみてください。きっと楽しい世界が広がっていますよ。
※22日(金)は、はるさんの書道パフォーマンスもございます

DSC02143
DSC02144
DSC02151
詳しくは クリック→Enne_nittouren

DSC01948
DSC01949
DSC01952
DSC01953
DSC01954




DSC00616
ご依頼主と何度も話し合い仕立てた額装です。
この額の装いには、ご依頼主の作品への愛が詰まっており、珠玉の一品と言っても過言ではありません。
表具も贅沢な仕様で、細部にまで徹底して拘っています。

表具師冥利に尽きる、幸せな仕事でした。
DSC00619
DSC00618
DSC00620
DSC00623
DSC00622
DSC00625
DSC00624
裏面は、正絹(シルク)で通常は本金屏風等の最高級仕様でしか使用しないものです。
DSC00615




DSC01795
昨年、息子が描いた作品です。親バカですが、芸術的感性が備わっているんじゃないかと思うほどのクオリティです。
忙しくて中々手を掛けられなかったので、一年経ってしまいましたが額装に仕立てると作品が引き立ちますね。子供の夏をイメージして、縁取りは鶯色系の和紙でポップに仕立てました。
単純な額装に見えますが、中身は表装技術の賜物です。表装は、鑑賞だけでなく保存の機能も非常に優れているのです。
DSC01803




DSC07562
作家:斎藤茂吉
額縁:チーク材
DSC07563
DSC07564
DSC07565
ご依頼主・長野県




DSC06081
DSC06082
DSC06083
高級女桑縁【隅丸仕立て】




DSC06085
DSC06086
DSC06087
加州塗り・黒艶消し【隅丸仕立て】




DSC06033




DSC05768




DSC05769




本紙(作品)は、全て刺繍です。
すごく丁寧で温かみのある作品に心がホッコリします。




DSC05046

『金屏風を掛ける、空間に美を添える』

玄関サイズのミニ額装です。
仕様は、本格金屏風と同じクオリティです。
なぜなら金箔紙以外の材料は、ほぼ金屏風製作で出た廃材を使用しているからです。
よくあるパネルの額とは、似て非なるものです。
DSC05048
DSC05047
DSC05045
【金箔・GAKUSO】
 表面:金箔紙(特殊着色加工)
 裏面:本鳥の子和紙(無地:茶系)
 下地:(白)杉材組子下地(和紙重ね張り本格仕上げ)
 受張:手漉き和紙(純楮)

 サイズ【W47㎝ × H25㎝ × D2㎝】

 お問合せはこちら▼
 info@shogetsudo-hyoso.jp




BlogPaint
勇仁智・剣道七段昇段記念(本紙:手ぬぐい)・額装
ご依頼主・岐阜県各務原市




DSC02442
DSC02440
日新為道・額装
ご依頼主・岐阜県関市




↑このページのトップヘ