カテゴリ:掛軸(軸装) > 掛軸(WORKS)
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WORKS vol.393(阿弥陀如来)
WORKS vol.392(時々是好時)
WORKS vol.390(山田無文/清寥々)
WORKS vol.388(尾関桃林/心)
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WORKS vol.381(中野五葉/関)
WORKS vol.377(六字名号・掛軸)
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WORKS vol.366(東州/木蓮之図)
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WORKS vol.359(天照皇大御神)
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WORKS vol.351(無量光院前大僧正)
WORKS vol.347(陰影ver.)
WORKS vol.347(京都七福神めぐり・掛軸)

京都七福神めぐり/掛軸表装
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WORKS vol.345(山川宗玄/照用同時)
親鸞聖人御絵伝・四幅一対 掛軸
WORKS vol.337(親鸞聖人御絵伝/仏画)
WORKS vol.336(無事閑坐)
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WORKS vol.292(仙厓義梵/福禄寿)
WORKS vol.290(十一面千手観音立像)
日置路花 軸装

長野の善光寺近くにある、夏至(gallery&shop)店主の宮田さんから日置路花さんの書を軸装にしたいとご相談を頂いたのは、昨夏のことでした。
所有者と作者の想いを汲み、飾らない表具にしました。

書/日置路花 ※表装前の状態


以下は、この度の軸装に加えて製作動画とキャプションを私なりにまとめたものです。
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production video full ver.(製作動画)
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表具
この文字からは、見栄えや華美な装飾といった表層的なことを連想してしまうだろう…。
しかしながら、それは些か安易である。
ここ数年、私は表装美という言葉を意識しているが、ここで言う『美』は、表具の構造美や機能美といった一見では理解しがたいものであり、時間を掛けて説明するに他ならない。
私の求めている表具は、書や絵画を表装技術を持って下支えする事が第一本命で、表具の取り合わせ(デザイン)というものは、不自然でなければ良しであり、超絶技巧とも無縁である。
例えば、軸装することで本紙(作品)の未来は、数百年先まで残すことが可能だが、取り合わせ部分は、修繕の都度潔く新しくするものであり基本的には残らない。
本紙の経年変化に合わせて、やはり不自然でない取り合わせをし、維持させていく。
表具することは、決して大袈裟なことではなく所有者・作者の想いを手助けする、御用聞きのような位置付けとして理解してもらえると幸いである。
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【日置路花 軸装 -Jikuso-】
寸法 -detail-
・幅:二尺四寸×高さ:三尺二寸/W:727㎜×H:970㎜
素材-material-
・綿/cotton
・麻/linen
・正絹/silk
・和紙(純楮紙)/washi
・檜葉/wood
・銅/copper
・正麩糊(小麦粉澱粉)/japanese paste