カテゴリ: 掛軸(軸装)
清澤満之/諸法無我 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.366(東州/木蓮之図)
東州/木蓮之図 掛軸修繕(修理修復)
麻の短冊掛け
WORKS vol.359(天照皇大御神)
WORKS vol.358(石川英鳳/水辺の鳥)
WORKS vol.357(玉兎埃開碧落之門)
WORKS vol.356(群英/孔子曰)
WORKS vol.351(無量光院前大僧正)
無量光院前大僧正 掛軸修繕(修理修復)其の二
無量光院前大僧正 掛軸修繕(修理修復)其の一
この度の修繕(修理修復)は、少し特殊な事例です。
掛軸の修繕の主は、本紙(絵画)部分でありその他の部分は、新しいものに取り換えることが一般的ですが、今回はご依頼主の要望に合わせて裂地(生地)部分も同様に修繕し、再表装しました。
表具とは、作品(本紙)を守ることが大前提ですので、既存の状態の甚だしい裂地を再使用することは保存の意味では、あまりお勧めはいたしかねます。
その為、気弱な裂地を少しでも体力のある裂地へ補強することを念頭に置きながら修繕を施しました。
思考に思考を重ねた末の仕事となったお陰で、自分自身の学びや再発見を得ることが出来ました。
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掛軸の修繕の主は、本紙(絵画)部分でありその他の部分は、新しいものに取り換えることが一般的ですが、今回はご依頼主の要望に合わせて裂地(生地)部分も同様に修繕し、再表装しました。
表具とは、作品(本紙)を守ることが大前提ですので、既存の状態の甚だしい裂地を再使用することは保存の意味では、あまりお勧めはいたしかねます。
その為、気弱な裂地を少しでも体力のある裂地へ補強することを念頭に置きながら修繕を施しました。
思考に思考を重ねた末の仕事となったお陰で、自分自身の学びや再発見を得ることが出来ました。
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WORKS vol.347(陰影ver.)
WORKS vol.347(京都七福神めぐり・掛軸)
京都七福神めぐり/掛軸表装
ご依頼主/三重県
クリック ⇒ 満願の納経軸/三重県のご依頼主
クリック ⇒ 陰影version
京都七福神めぐり/掛軸表装
ご依頼主/三重県
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WORKS vol.345(山川宗玄/照用同時)
親鸞聖人御絵伝・四幅一対 掛軸
WORKS vol.337(親鸞聖人御絵伝/仏画)
親鸞聖人御絵伝 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.336(無事閑坐)
WORKS vol.335(空海/浮)
空海/浮 掛軸修繕(修理修復)
文殊菩薩/仏画 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.331(六字名号・掛軸)
雪景
WORKS vol.327(達磨図)
達磨図 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.321(一条兼良/懐紙)
一条兼良/懐紙 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.315(骸骨画賛/水墨画)
骸骨画賛/水墨画 掛軸修繕(修理修復)
玉田山人/二行書 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.303(空海/いろは歌)
空海/いろは歌 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.302(梶浦逸外/一日不作一日不食)
梶浦逸外/一日不作一日不食 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.301(谷耕月/歩歩是道場)
谷耕月/歩歩是道場 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.300(蓮如上人/仏画)
蓮如上人※裏面 掛軸修繕(修理修復)
蓮如上人 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.298(徳不孤必有隣)
WORKS vol.297(渡辺華水/虎図)
染み抜き vol.50(渡辺華水/虎図)
WORKS vol.295(久保田万太郎/俳句)
WORKS vol.293(親鸞聖人/仏画)
親鸞聖人 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.292(仙厓義梵/福禄寿)
仙厓義梵/福禄寿 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.290(十一面千手観音立像)
日置路花 軸装
長野の善光寺近くにある、夏至(gallery&shop)店主の宮田さんから日置路花さんの書を軸装にしたいとご相談を頂いたのは、昨夏のことでした。
所有者と作者の想いを汲み、飾らない表具にしました。
書/日置路花 ※表装前の状態
以下は、この度の軸装に加えて製作動画とキャプションを私なりにまとめたものです。
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production video full ver.(製作動画)
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表具
この文字からは、見栄えや華美な装飾といった表層的なことを連想してしまうだろう…。
しかしながら、それは些か安易である。
ここ数年、私は表装美という言葉を意識しているが、ここで言う『美』は、表具の構造美や機能美といった一見では理解しがたいものであり、時間を掛けて説明するに他ならない。
私の求めている表具は、書や絵画を表装技術を持って下支えする事が第一本命で、表具の取り合わせ(デザイン)というものは、不自然でなければ良しであり、超絶技巧とも無縁である。
例えば、軸装することで本紙(作品)の未来は、数百年先まで残すことが可能だが、取り合わせ部分は、修繕の都度潔く新しくするものであり基本的には残らない。
本紙の経年変化に合わせて、やはり不自然でない取り合わせをし、維持させていく。
表具することは、決して大袈裟なことではなく所有者・作者の想いを手助けする、御用聞きのような位置付けとして理解してもらえると幸いである。
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【日置路花 軸装 -Jikuso-】
寸法 -detail-
・幅:二尺四寸×高さ:三尺二寸/W:727㎜×H:970㎜
素材-material-
・綿/cotton
・麻/linen
・正絹/silk
・和紙(純楮紙)/washi
・檜葉/wood
・銅/copper
・正麩糊(小麦粉澱粉)/japanese paste