カテゴリ:巡礼(額装) > 額装(横)
WORKS vol.383(西国観音曼荼羅・額装)
WORKS vol.382(西国観音曼荼羅/御詠歌・額装)
WORKS vol.361(西国三十三所・額装・御詠歌)
WORKS vol.330(坂東三十三ヶ所霊場・額装・御影札)

坂東三十三ヶ所霊場/額表装/御影札/特上仕上げ
ご依頼主/東京都
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金茶の豪華筋廻し仕立て

額装の裏面は、最高級の本絓絹を使用
坂東三十三ヶ所霊場/額表装/御影札/特上仕上げ
ご依頼主/東京都
WORKS vol.320(西国三十三ヶ所霊場・額装・御詠歌)
WORKS vol.285(西国三十三ヶ所霊場・額装)
WORKS vol.269(四国八十八ヶ所霊場・額装・御影札)
西国観音曼荼羅(番外編)
WORKS vol.249(西国観音曼荼羅・額装)

「松月堂さんに特注で仕立てて欲しい」
と、遠方にもかかわらずご依頼時・お引取りのいずれも大阪府からお越しくださったご依頼主。
西国観音曼荼羅・額装を掲げるスペースに制限がある中で、ご依頼主がイメージする表具(取り合わせ)にしたいという熱い想いを表具師として出来る限りお答えさせていただきました。
図面もゼロから製作し、デザイン・ディテールも全てオリジナルです。
最も私にとって、特注(オーダー表具)は表具師の基本だと思っております。
思考することは、職人の喜びでもあるのです。
お引き渡し時に、ご依頼主に満足していただけ感無量でした。
改めて御礼申し上げます。
お世話になりました。

墨書きがない!?
そう思われる方もいらっしゃると思います。
御朱印に詳しい方からの受け売りですので定かではありませんが、『御朱印』は朱色の印肉( 朱肉 )を用いて押印した印章のことであり、本来は写真の様に判(朱肉)のみで完結するものだそうです。
梵字や御詠歌も良いですが、シンプルで美しい印象が伝わる朱肉のみも私は好きです。
















西国三十三ヶ所霊場/額表装/西国観音曼荼羅
ご依頼主/大阪府
WORKS vol.238(西国三十三ヶ所霊場・額装)
WORKS vol.218(西国三十三ヶ所霊場・額装)
WORKS Vol.193(坂東三十三ヶ所霊場・額装)
WORKS Vol.179(秩父三十四ヶ所霊場・額装)
WORKS Vol.162(西国三十三ヶ所霊場・額装・御詠歌)
WORKS Vol.158(四国三十六不動霊場・額装)
WORKS Vol.113(役行者霊蹟札所・額装)

皆さん、役行者霊蹟札所をご存知ですか?
ちなみに『えんのぎょうじゃれいせきふだしょ』と読みます。恥ずかしながら、僕も数年前に知りました。
役行者霊蹟札所は、修験道の開祖とされる役小角(役行者)ゆかりの三十六寺の霊場巡礼であり、2001年(平成13年)の役行者1300年遠忌を機にして設立されたようで、通常の霊場巡礼と異なり、札所番号は定められていないそうです。
詳しくは、公式サイト ⇒ 役行者霊蹟札所会 をご覧ください。
※仕立ての構造上、アクリルガラスを入れた状態で撮影しています










役行者霊蹟札所/額表装
ご依頼主/大阪府
WORKS Vol.91(秩父三十四ヶ所霊場・額装)
日本百観音霊場・額表装
四国八十八ヶ所霊場・御影札額装
WORKS Vol.78(坂東三十三ヶ所霊場・額装)
本紙と表具と相性と

表具は、本紙(作品)の引き立て役であること。
それは、巡礼表装でも同じことです。
だからカタログ通りの表装では、本紙に申し訳ない、、
ご朱印・観音様とご依頼主の好みをブレンドし、表現することが表具師の務めです。
『いい仕事をします』の技術的な部分は当然のことで、それ以外に職人としてどれだけご依頼主にご満足いただけるかが、とても重要なのです。


観音様のお衣装の色味に合わせて、大縁・小縁(マット部)と額縁を選定します。
そうすることで、相性の良い表具になり、自然と品が出てきます。
最初から決まりきった表具では、アンバランスで無理やり服を着させられた残念な額装になってしまいます。




うん、カッコイイ表具です。
西国三十三ヶ所霊場・額装
ご依頼主・三重県