カテゴリ: ひとりごと
self-made
橘了庵/茶掛三幅 軸装
表具は、多種多様な素材・材料で形成されており、古典的なフォーマットに似合わず表現方法は無限大で、各国の異素材を一つにまとめるには、御誂え向きである。
書と和紙と布
謹賀新年
Works vol.443(毛利柳村/和敬清寂)

今年最後のお引渡しは、お茶の先生をされている茶室へ。
納めたお軸を見つめながら、表装のこと書のこと時節のこと色々なことを時を忘れてお話ししました。
一服にご用意いただいた茶碗は三島手の高麗茶碗で、茶人のお心配りにこれ以上ない年の締めくくりとなりました。
書家の毛利柳村氏、彼の素晴らしい経歴に似合わず庶民的な人間性に心を打たれる人が多かったようで、そんな日常の中でしたためる書こそ、真実であり尊いとお茶の先生は仰っていました。
和敬清寂(わけいせいじゃく)、茶道の精神を凝縮した言葉で、和(調和)・敬(尊敬)・清(清潔)・寂(静寂)の四つの意味を持ち、千利休が茶道の根本精神として確立した禅語です。
このお軸を初釜に掲げて、お点前をなさるそうです。

▲before▼


色紙の状態では分厚く掛軸に不向きの為、一層目の和紙部分のみを薄く剥がしてから表装しています。









しめ縄飾り
息子と父の夏
十二
規格外
フィンユール邸へ
Kitani(キタニ)へ

車を降りて、先ず目にしたのは『手工神(しゅこうじん)』という名のインパクトのブロンズ像。
岐阜県出身の彫刻家・天野裕夫氏が手掛けたブロンズ像は、職人にとって「手」が一番の道具であるように、キタニが手からモノを生み出す全ての人たちのシンボルとし、2008年9月に建立されたそうです。私も職人として「手」を大切にすることは、日々の賜物であると確信しております。
飛騨高山の広大な敷地にゆったりと佇むショールーム・工房から解き放たれる家具には、なんとなく良い余白を感じます。
今回は、Kitaniのことをよく知る紳士から特別にご案内いただき企業の歴史や家具の細やかな知識と館内全てを説明付きでご案内していただけました。
また、紳士の計らいで現会長を務めておられる東さまとご挨拶することができ、感謝申し上げます。








Kitaniに精通している紳士にくまなくご案内いただきました。
飛騨古川へ
今夜はジビエ
手書きの七福神
白木の杉材
福寿
謹賀新年
感謝
価値を見出す
和紙と木綿
本美濃紙
青二才
満願の納経軸/東京都のご依頼主
vida don miel

本日、良き人とのご縁がありました。
物事を始めたり、それを広く伝えるためには、積極的に行動することが良いとされているような気がします。
しかしながら、私はそれがどうも似合わないタイプの人間でして、少しずつ着実に物事を進めたがってしまいます。
そんな私を必要としてくださる方がいることに、心が弾みます。
日々精進です。

vida con mielさんのはちみつ、とても美味しいです。
Potential
棕櫚刷毛
石と苔
手水舎

この仕事をしているせいか、神社仏閣は私の日常に溶け込んだ存在である。
境内を参拝する際に注視しているポイントのひとつは手水舎で、山門から歩いてきて手と口を清め、ようやく心が切り替わっていく段階だと思っています。
先日訪れた奈良県にある室生寺の手水舎は、別格の存在でした。
先ず目を引いたのは、無駄なものが一切ないこと。手水舎によくあるのがどっしりとした屋根で、そこにぶら下がっている手拭いや柄杓に書かれている提供名。
これ以上のコメントは控えますが、参拝をする上で最低限の設えがあればそれで十分で、それこそが日本の美であり魅力だと私は考えいます。
この手水舎が特質しているところは、ただシンプルなだけでなく、デザイン性に長けているところにあります。デザインに関してはプロではないので専門的に述べることはできませんが、囲いはシャープな直線で、水盤はほんのり丸みがあり、そのコントラストと普遍的なデザインが生み出す陰翳が実に格好が良い。
マニアックな目線で恐縮ではありますが、室生寺の手水舎は必見です。
ちなみにお恥ずかしいことに、あまりに魅了されてしまい、貴重品を手水舎の脇に置き忘れてしまったことは、不覚でした。笑
後日、お寺の方がとても丁寧に対応してくださり、無地帰還しております。
夏越しの節句
屏風の下地(骨組み)
Adjust
四国八十八ヶ所霊場・御影札
冥利に尽きる

本日、ご依頼主からお礼のお手紙を頂きました。※プライバシーを考慮して裏面の写真です
とても有難いことです。
胸がいっぱいでございます。
それと同時に表具師としての使命感を再認識させて頂いております。
これまでにもお手紙はもちろん、お電話やメールでのお礼のお言葉は数え切れないほどございます。
その都度、心が温かくなります。
お引き渡しの際は、「どうかな?大丈夫かな?喜んでくれるかな?」いつも少し不安なのです。
だから本当に嬉しい。
妻や子供に「お客さんに、喜んでもらえたよっ!」と毎回報告しています。笑
この仕事を始めてから頂いたお手紙は、全て残してあります。私の財産です。
よしっ、明日も一所懸命、表具師として精進してまいります。

これまでに頂いたお手紙の一部です。
福田刃物工業株式会社へ

福田刃物工業株式会社さんへ伺いました。
今日ご一緒させて頂いたお二人は、
強い矛と盾を持ち合わせているような理想的な方でした。
どちらが矛なのか盾なのかという単純なことでは決してありません。
お二人の目指すものは、とてもシンプルですが
その内部構造は、複雑で繊細で熱い。
そういう企業の製品は、当たり前だが信用できる。
良い学びを頂きました。ありがとうございました。
クリック→ KISEKI :(超硬合金包丁)

クラブチームのような社員さんロッカールーム。

嬉しいお心配り。

ボスの部屋には、JORDANのユニホーム。
同じ物を僕の事務所にも掲げてあります。サインはありませんが、、笑
仕事始め
謹賀新年

あけましておめでとうございます
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
松月堂栗田表具店 四代目

元旦は、恒例の氏神様へ新年のご挨拶に伺うのですが、そこで珍しい出来事が。
家族五人でおみくじ【吉】をコンプリートしました!!
左から『末吉・小吉・中吉・吉・大吉』という引きの強さ。
一人ずつおみくじを開いていくのが我が家のスタイルなのですが、三人目まではいつもと変わらずでしたが、四人目が異なるくじを引いた時からもしかしてこれは、、、という雰囲気に。
皆で息を呑みながら、開いてみると『小吉!!!』神社の境内でささやかながら歓声があがりました。
こんなに嬉しい『小吉』は、初めてです。笑
ポジティブな私は、今年は例年以上に何か良い事が起こりそうで ワクワクしております。
神棚 -GIRIDO-

この度、神棚を新しく迎えることにしました。
本来なら7年半前に工房をリノベーションしたタイミングで、、、
と思いながら、元々あった神棚をどうすれば良いのかしばらく悩んでいましたが『GIRIDO(ギリ戸)』と出会い、7年半の霧が晴れました。
GIRIDOを創られた、woodpeckerの福井さんに神棚への想いを伺い、自分の理想としていたものに明確な奥行や輪郭が付いたような気がしています。
12月の中旬に、直接お店(woodpeckerさん)へ頂戴に上がった際には、GIRIDOを製作している宮師(唐箕屋本店さん)のお弟子さんとお会いする機会にも恵まれ、三人で長らく立ち話が出来たことは運が良かったです。
モノを創る人、モノを作る人、モノを求める人が一堂に会する。
モノを手に入れる時は、こうでなくてはならない。
良い新年が迎えられそうです。






良い具合に収まりました。
しめ縄

例年であれば我が家で実った南天を拝借したものを妻が手作りしていましたが、
今回は、ユーカリさんというお店でしめ縄を迎えることにしました。
大切な物は、なるべく直接手に取れる距離であることと、以前から妻のお気に入りのお店であることも肝要です。
黒米と紙垂のモノトーン具合とシンプルな仕立てがとても気に入っています。





後藤昭夫藝術館
百福壽
川原田家住宅 Part2
川原田家住宅 Part1

先日、愛知県名古屋市にある『川原田家住宅』へ仕事の打ち合わせを兼ねて伺いました。
昭和12年に建築された二階建て木造建築で、至る所に職人の粋を感じられる豊かな住宅でした。
私は表具師なので、襖や障子を見ればその建築の質やポテンシャルもある程度、測ることが出来ます。
ポイントとしては、
・築年数に対しての建付けの良さと納め方
・襖や障子に使用されている材料と仕立ての良さ
何故かと言えば、建築において襖や障子はあまり意識の届かない部分であることが多く、そこに予算を掛けない傾向にあるからです。
しかしながら、名建築であれば逆にその細部にこそ意識を配る為、自ずとそれ以外の部分も相乗効果で、質の高い建築物になってくるのです。もちろん、職人の質も高いものが求められていきます。
この住宅は、正にそれである。
川原田家住宅主屋 文化遺産オンライン (nii.ac.jp)
オンラインあいたて博 川原田家住宅 - YouTube











共感と商い

先日、リスペクトしている方から本を頂きました。
この本を拝読し、私は既に開化堂さんの「推し」 であったことに気づきました。
開化堂さんのような企業やお店が、恐らく文化を継承し未来へ導いていくのだと思います。
茶筒は、5年前にKaikado Cafeで手に入れたものです。
開化堂 → https://www.kaikado.jp/
その男の背中は、粋である

先日、名古屋で写真家の長山一樹さんの講演会をプロデュース(リーダーとして)しました。
とは言っても、名古屋伝統産業協会様、NPOメイド・イン・ジャパン・プロジェクトの多大なるサポートによるものです。
結果から申し上げると、大成功であったと理解しております。
この講演会の事は、私の目線から書きたいことがあり過ぎるので、それは『note』に綴っています。
note → https://note.com/kuritahyogu/n/ncb089c3f052d



長山さん、「とことんアナログ!」刺さりました。当日は丸一日お疲れ様でした。
名古屋伝統産業協会様、昨年の10月から運営をサポートくださり、感謝いたします。
MIJP代表理事の淺野さんを始めとするメンバーの皆さん、私の我儘に付き合って頂き、恐縮です。
丹羽さん(布団職人)、長山さんの名古屋アテンドをプランニングし、同行までして頂き、頭が上がりません。
そして、お忙しい中、ご参加頂いた全ての皆さまへ心より「熱く!」御礼申し上げます。
note はじめました。

『椅子と時間』
もうすぐ小学一年生になる長女へ入学祝いとして、シューメーカーチェア(WERNER/SHOEMAKER CHAIR)をプレゼントした。
↑という冒頭からはじまる、私の個人的な思いや趣味趣向をblogやInstagramとは別の伝え方で綴っています。
どうぞ表具師栗田浩次の『note』宜しくお願いします。
↓クリック↓
https://note.com/kuritahyogu

SHOEMAKER CHAIR NO.49








































































































































