カテゴリ: ひとりごと

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木下長嘯子/雪月花

木下 勝俊は、豊臣秀吉の正室・ねね(高台院)の甥であり、戦国時代から江戸時代前期にかけての武将、大名。後半生は隠士として歌を詠み、歌人としては木下長嘯子(きのした ちょうしょうし)の名で知られる。
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表装裂地として仕立てられたものとは、異なるいわゆる古裂を表装に用いることは珍しいことではありません。表装の取り合わせは、本紙との調和がとても大切です。
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元々のトタンの塵取りの持ち手部分が短いのと、樹脂製部分が気になっていたので、魔改造しました。

竿は、木製(杉材)で、グリップ性を高める為、革紐を巻きました。グリップエンドに真鍮のフックを取り付け、箒を掛けれるように実用性も持たせました。

3,4枚目写真の竹べらも、長年使用していたものが役目を終えた為、一本の竹を割いて細やかな表具作業に最適なサイズ・薄さのものを誂えました。
まだ出来たばかりなので、使いながらより精度の高い竹べらに仕上げていきます。

つくる作業はどんなことでも面白いです。

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表具は、多種多様な素材・材料で形成されており、古典的なフォーマットに似合わず表現方法は無限大で、各国の異素材を一つにまとめるには、御誂え向きである。


矢橋ホールディングス株式会社の矢橋龍宜会長の見つめる企業の先には、異国の文化・人財・食育がシームレスに交差する社会があり、芸術も企業の成長に欠かせない重要な役割を担っていると思いを巡らせておりました。

軸装に使用した布(裂地)は、会長ご夫妻が自らベトナム・ミャンマーで長年収集したものから厳選しており、それに合わせて裏打ち紙は、和紙・韓国紙を私が用意しました。

書については、矢橋会長と古くから親交のある、大本山大徳寺別院 徳禅寺の橘了庵(橘宗羲)和尚揮毫の素晴らしい三作品で、言葉と和紙の豊かさに導かれるように、各国の布と紙が表具と一体になっています。

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[鷓鴣啼処百花香/しゃこなくところひゃっかかんばし]
前半に、長憶江南三月裏(とこしなえにおもうこうなんさんがつのうち)と合わせて、「私は常に江南の春 三月を憶っている そこは鷓鴣がしきりに鳴き百花が競い咲きほこり 芳香がただよい香ばしい」という中国唐時代の禅僧 風穴和尚の句。

[日々無事/ひびぶじ]
毎日が平穏で、特に変わった出来事や災難がなく、つつがなく過ごせること。

[有朋自遠方来/ともありえんぽうよりきたる]
志を同じくする友人が遠くから訪ねて来てくれる、なんと喜ばしいことか。
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この茶掛を、矢橋グループが目指す多文化共生を体現するSAXIA(サクシア)のエントランスと茶室に掲げることには、大きな意味があると矢橋会長は仰っております。


追記
この映像は、8分超の長尺です。
現代に見られるショート動画とは、そもそも意図が異なります。
この茶掛を仕立てるまでに掛かった日数は、夏から冬にかけておよそ120日間で、この映像の撮影・編集に掛かった日数は、仕立ての日数以上です。
世の中には、効率的というメカニズムでは理解し難いものが、まだまだ多く存在し時間を掛けないことには辿り着けない領域があるものだと信じています。
是非、表具という非効率の世界をご覧ください。

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大本山大徳寺別院 徳禅寺の橘了庵(橘宗羲)和尚揮毫の三作品を軸装します。
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ベトナム、ミャンマーの手織りの布




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あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます




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今年最後のお引渡しは、お茶の先生をされている茶室へ。

納めたお軸を見つめながら、表装のこと書のこと時節のこと色々なことを時を忘れてお話ししました。
一服にご用意いただいた茶碗は三島手の高麗茶碗で、茶人のお心配りにこれ以上ない年の締めくくりとなりました。



書家の毛利柳村氏、彼の素晴らしい経歴に似合わず庶民的な人間性に心を打たれる人が多かったようで、そんな日常の中でしたためる書こそ、真実であり尊いとお茶の先生は仰っていました。

和敬清寂(わけいせいじゃく)、茶道の精神を凝縮した言葉で、和(調和)・敬(尊敬)・清(清潔)・寂(静寂)の四つの意味を持ち、千利休が茶道の根本精神として確立した禅語です。

このお軸を初釜に掲げて、お点前をなさるそうです。
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▲before▼
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色紙の状態では分厚く掛軸に不向きの為、一層目の和紙部分のみを薄く剥がしてから表装しています。




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今年も残すところ僅かとなりました。
お世話をいただいた皆さま、そして家族みんな、有難う御座いました。

良い年をお迎えください。
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小学生の夏といえば、自由研究。
毎年、息子のサポートは暗黙の了解で父の役目となっており、自主性をもってほしいと願いながら、結局のところ張り切っている自分がいます。笑
何年も前から小6の夏は、掛軸を一緒に作ろうと話しており、時期が来てしまいました。

続きは、noteで ⇒ 息子と父の夏|表具師 栗田浩次
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美しい色とりどりの短冊。
短冊は、フォーマットとして秀逸である。
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特大巾広の掛軸を表具しています。




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Kitaniに続いて、フィンユール邸のことをよく知る紳士にご案内いただきました。(通常は、Kitaniの解説スタッフの方がご案内くださいます)彼自身も家具やインテリア、絵画・器のコレクターで、フィンユールの椅子やテーブルをいくつも所有されており、理解の深い方です。

ここに訪れるまでは、飛騨高山の地に何故フィンユール邸を再現されたのか、分からない部分がありました。もちろん、Kitaniさまが北欧家具に精通した企業であることは以前から知っていましたが、実際にモノに触れ、教えをいただくことで、想像以上のフィンユール愛に脱帽しました。

今後の表具道にとって、良き学びになりました。

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椅子の説明をする紳士

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車を降りて、先ず目にしたのは『手工神(しゅこうじん)』という名のインパクトのブロンズ像。

岐阜県出身の彫刻家・天野裕夫氏が手掛けたブロンズ像は、職人にとって「手」が一番の道具であるように、キタニが手からモノを生み出す全ての人たちのシンボルとし、2008年9月に建立されたそうです。私も職人として「手」を大切にすることは、日々の賜物であると確信しております。

飛騨高山の広大な敷地にゆったりと佇むショールーム・工房から解き放たれる家具には、なんとなく良い余白を感じます。
今回は、Kitaniのことをよく知る紳士から特別にご案内いただき企業の歴史や家具の細やかな知識と館内全てを説明付きでご案内していただけました。
また、紳士の計らいで現会長を務めておられる東さまとご挨拶することができ、感謝申し上げます。
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Kitaniに精通している紳士にくまなくご案内いただきました。




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打ち合わせを兼ねて、とある家屋へ久方ぶりに訪れました。
家主とのお付き合いは、もう20年位になります。
私が未だ何者でもなかった頃から、職人や作家というものの世界を教えていただき、表具師の領域を広げてくださったお方です。

私とは、二回り以上も上なのにも関わらず、気さくで紳士なお方です。
彼の器(特に焼物)・絵画・アンティーク・家具のコレクションの数と内容はミュージアム級で、一つ一つの作品の知識もさることながら、作家や作品への情熱は、まるで少年のような純粋さをいつも感じています。
こういう方に愛されるアーティストは、幸せ者だと思います。
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四年前に、小川糸さんの本に初めて出合いました。
それまでエッセイというものに少し距離を置いていた私でしたが、大切な人から頂いた「真夜中の栗」を読んでみたら、自分の想像していた世界とはまるで違うものでした。

月並みな言葉ですが、知らないことは損でしかない、、、
糸さんの紡ぐ言葉は、私の懐にすんなり入り込み心地良いのです。
そして、私の心の視界と見る視点を広く鮮明にしてくれました。
もしかすると、糸さんだったから良かったのかも知れません。

とにかく、「今夜はジビエ」を少しずつゆっくり読むことが近々の私の楽しみです。




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ご依頼主のお母様が描いた七福神です。

もともと絵を描くことをされていたわけではなく、人生キャリアの一段落した際に始められたそうですが、そうは思えないほどの完成度です。
美しい彩色と細やかな線に、うっとりしてしまいます。

この七福神を軸装にさせていただきます。
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仕事始めは、組子制作から。
年末年始に色んなことを構想し、うずうずしていたので、今日は楽しくて仕方がありません。

早く明日が来てほしい。




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皆様に、幸福と長寿が訪れますように。




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あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます




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仕事始め、年越しをどのような自分で迎えることができるのか、期待と不安が入り混じります。

結果として、充実した一年を過ごすことになるのですが、
今年ほど、新しいご縁に恵まれた年はないように思います。
そして、その一つ一つに豊かな色があり、私の知らない彩りを教えていただきました。

来年も精進して参ります。




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状態の甚だしい仏画に付いていた古い金軸です。

現代の新しい金軸と比べると、昔のものは工芸的要素が非常に高いと常々感じています。
贅沢な原料と手仕事、そして手に持った際の重量感、、、挙げればきりがない。
この金軸を現代で再現し、使用するのであれば全く採算が合わなくなってしまいます。

アンティークそのものである。
この価値を理解してもらえる世界を、私は微力ながら表具師として尽力していきたい。
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五箇山の悠久紙と綿を其々紡いで織られた布。
染織家の伊村夕子さんの作品です。

おそらく作品と言ってしまうと伊村さんは、そうではないと謙遜されるかも知れません。
それほどに、彼女の意識はアーティストというより職人気質であると私は感じております。

この一つ一つの細やかな仕立てに対して私に出来ることは、抗うことなく身を委ねることのような気がしております。
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表具師が和紙を切断する際は、刃物で断つだけではなく、和紙の繊維が毛羽立つように『喰い裂き』という技法を用います。
このふんわりとした和紙の毛羽を見ていると、材料として扱うことに躊躇ってしまう自分がいます。




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初めて市松模様を深く意識したのは、18年前のことです。
当時、桂離宮に魅了されていた私は衝動のままに京都へ通っていた頃がありました。とにかく日本の建築物に飢えていました。(今思えば、未熟な考えでしたが、、)

松琴亭に納めてあった市松模様の襖の衝撃は、今も色濃く覚えています。
その時から市松模様への特別な思いと、表具師として襖への向き合い方も一変しました。

この襖紙を戦前の建築物に納めます。
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▲日本百観音霊場(西国/坂東/秩父)・納経軸

表具師の仕事をしていて、初めて拝見する納経軸です。

御宝印・三宝印のみで拝受された非常に貴重なものですが、起源を辿るとこれこそが本来の姿であると
、ご依頼主より教わりました。
また、このお軸の実現に至るまでには大変なご苦労があったこと常々伺っておりました。

ご依頼主の真っ直ぐな想いには、花山院菩提寺の山本住職のお言葉(教え)にもあります。これにつきましては、私も共感することが多くございます。

未熟な私が講釈を述べることは控えますが、
山本住職のご著書『巡礼の鑑』に巡礼の心得が凝縮されております。

結びに、今回この納経軸とご依頼主のご縁に感謝申し上げます。
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本日、良き人とのご縁がありました。
物事を始めたり、それを広く伝えるためには、積極的に行動することが良いとされているような気がします。

しかしながら、私はそれがどうも似合わないタイプの人間でして、少しずつ着実に物事を進めたがってしまいます。

そんな私を必要としてくださる方がいることに、心が弾みます。
日々精進です。
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vida con mielさんのはちみつ、とても美味しいです。




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素材感が持つ力に、職人は生かされている様に思います。
これを仮張りに張ることで、シワやヨレがなくなり優美な掛軸に成っていきます。
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裏打ちには、基本的に3サイズの打ち刷毛を使用します。
写真の打ち刷毛は、中サイズのもので重くなく、軽くなく使い勝手の良さが気に入っています。
ちなみにこの刷毛は40年ものですが、未だに良い仕事をしてくれるバリバリ現役です。
良い道具は、メンテナンスをし大事に扱えば時代を超えて長く愛用することができます。




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室生寺の続きになってしまいますが、このお寺の回遊の具合が絶妙で飽きさせない。

適度にいくつかの石階段があり、登った先も右へ左へ振り分けられており、元々の地形の恩恵が、境内に降り注いでいるようにさえ思えてしまいます。

また、各所に雲水(定かではありません)のような方が境内の手入れをされている様子が伺えました。

やはり、なんとなく良いなと感じられるのは、様々なプロセスの賜物の様な気がしています。

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この仕事をしているせいか、神社仏閣は私の日常に溶け込んだ存在である。

境内を参拝する際に注視しているポイントのひとつは手水舎で、山門から歩いてきて手と口を清め、ようやく心が切り替わっていく段階だと思っています。

先日訪れた奈良県にある室生寺の手水舎は、別格の存在でした。

先ず目を引いたのは、無駄なものが一切ないこと。手水舎によくあるのがどっしりとした屋根で、そこにぶら下がっている手拭いや柄杓に書かれている提供名。
これ以上のコメントは控えますが、参拝をする上で最低限の設えがあればそれで十分で、それこそが日本の美であり魅力だと私は考えいます。

この手水舎が特質しているところは、ただシンプルなだけでなく、デザイン性に長けているところにあります。デザインに関してはプロではないので専門的に述べることはできませんが、囲いはシャープな直線で、水盤はほんのり丸みがあり、そのコントラストと普遍的なデザインが生み出す陰翳が実に格好が良い。

マニアックな目線で恐縮ではありますが、室生寺の手水舎は必見です。

ちなみにお恥ずかしいことに、あまりに魅了されてしまい、貴重品を手水舎の脇に置き忘れてしまったことは、不覚でした。笑

後日、お寺の方がとても丁寧に対応してくださり、無地帰還しております。

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我が家の恒例行事として、氏神様へ。

本日で一年の半分が過ぎ、明日から年の瀬に向け下半期がスタートします。
商売人とって、折り返しは一つの節目の時期です。

皆が健康で、年を終えられることを願うばかりです。




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色々な寸法の組子下地を製作中。

目に見えない下地部分とはいえ、僅かな綻びがあるだけで表面(作品)にまで影響することもあります。

大抵の人は気にならない程度のことかも知れませんが、私にとっては気になって仕方がない。
だから、それを取り払うように手を掛けていきます。
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色合わせは、じっくり納得のいくまで何度も調合し直します。




 

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一枚一枚、丁寧に『裏打ち・裁断』を施し、表装していきます。




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本日、ご依頼主からお礼のお手紙を頂きました。※プライバシーを考慮して裏面の写真です
とても有難いことです。
胸がいっぱいでございます。
それと同時に表具師としての使命感を再認識させて頂いております。

これまでにもお手紙はもちろん、お電話やメールでのお礼のお言葉は数え切れないほどございます。
その都度、心が温かくなります。

お引き渡しの際は、「どうかな?大丈夫かな?喜んでくれるかな?」いつも少し不安なのです。
だから本当に嬉しい。
妻や子供に「お客さんに、喜んでもらえたよっ!」と毎回報告しています。笑

この仕事を始めてから頂いたお手紙は、全て残してあります。私の財産です。

よしっ、明日も一所懸命、表具師として精進してまいります。
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これまでに頂いたお手紙の一部です。




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福田刃物工業株式会社さんへ伺いました。

今日ご一緒させて頂いたお二人は、
強い矛と盾を持ち合わせているような理想的な方でした。
どちらが矛なのか盾なのかという単純なことでは決してありません。

お二人の目指すものは、とてもシンプルですが
その内部構造は、複雑で繊細で熱い。

そういう企業の製品は、当たり前だが信用できる。

良い学びを頂きました。ありがとうございました。

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整然としたとても綺麗な仕事場です。
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クラブチームのような社員さんロッカールーム。
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嬉しいお心配り。
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ボスの部屋には、JORDANのユニホーム。
同じ物を僕の事務所にも掲げてあります。サインはありませんが、、笑




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このお線香は、奈良県のご依頼主からの頂きもので、三本が一本になった珍しいお線香です。何より香りがとても良く、心が落ち着きます。
 

昨年、最初のご依頼主は神奈川県からのご来訪。
今年、最初のご依頼主は奈良県からのご来訪。
 

何年も前からイメージしていたことは、自分の理想としている表具師のスタイルで、岐阜までわざわざ私に会いに来てもらえる人になることでした。
 

今年も嬉しく有難い年始です。
 

岐阜の田舎で、しかも表具師という知名度も需要も乏しい仕事で高い目標を持ち続けることは、私の様に気づきの遅かった人間にとっては、簡単ではありません。
 

2024年も気合い入れます。
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あけましておめでとうございます
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

松月堂栗田表具店 四代目
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元旦は、恒例の氏神様へ新年のご挨拶に伺うのですが、そこで珍しい出来事が。
家族五人でおみくじ【吉】をコンプリートしました!!
左から『末吉・小吉・中吉・吉・大吉』という引きの強さ。

一人ずつおみくじを開いていくのが我が家のスタイルなのですが、三人目まではいつもと変わらずでしたが、四人目が異なるくじを引いた時からもしかしてこれは、、、という雰囲気に。
皆で息を呑みながら、開いてみると『小吉!!!』神社の境内でささやかながら歓声があがりました。
こんなに嬉しい『小吉』は、初めてです。笑

ポジティブな私は、今年は例年以上に何か良い事が起こりそうで ワクワクしております。




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この度、神棚を新しく迎えることにしました。
本来なら7年半前に工房をリノベーションしたタイミングで、、、
と思いながら、元々あった神棚をどうすれば良いのかしばらく悩んでいましたが『GIRIDO(ギリ戸)』と出会い、7年半の霧が晴れました。

GIRIDOを創られた、woodpeckerの福井さんに神棚への想いを伺い、自分の理想としていたものに明確な奥行や輪郭が付いたような気がしています。

12月の中旬に、直接お店(woodpeckerさん)へ頂戴に上がった際には、GIRIDOを製作している宮師(唐箕屋本店さん)のお弟子さんとお会いする機会にも恵まれ、三人で長らく立ち話が出来たことは運が良かったです。

モノを創る人、モノを作る人、モノを求める人が一堂に会する。
モノを手に入れる時は、こうでなくてはならない。

良い新年が迎えられそうです。
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良い具合に収まりました。




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例年であれば我が家で実った南天を拝借したものを妻が手作りしていましたが、
今回は、ユーカリさんというお店でしめ縄を迎えることにしました。
大切な物は、なるべく直接手に取れる距離であることと、以前から妻のお気に入りのお店であることも肝要です。

黒米と紙垂のモノトーン具合とシンプルな仕立てがとても気に入っています。
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一度目は今春で、今回で二度目です。
もう何も言うことはありません、素晴らしい空間です。

後藤昭夫藝術館の管理者である後藤黄太郎さんと、初めてお会いしたのも今春でしたが、
何故だか初めての様な気がしない不思議な感情を抱きました。
後藤さんとお話をさせて頂くと時を忘れてしまう程です。
もちろん、私より大先輩であり博識のあるお方ですので、身近な存在という意味ではございません。

この空間(建物)は、可能性に満ちています。
私に出来ることを考えさせられるひと時でした。
後藤さん、ありがとうございました。
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百種の福と、
百種の壽。
何とも縁起の良い構図。

この書は、二代目の祖父のもので10年程前に、工房の押入れから見つけ出し近頃まで保管していた。
祖父は、割と器用な人であった為、こういった類いのものは稀ではない。 
決して立派なものではないことは、百も承知ではある。

その中でも百福壽は、私の気に入っている作品で、シンプルな額装に仕立てた。
フレーム(額縁)もマット部(縁取り)も何も飾らないことが、この贅沢な書の内容には丁度良い。

それにしても良く書いてあると感心してしまう。
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ボリュームがあるので、二部構成にしています。
この住宅の素晴らしさは家の外にも溢れています。
とても丁寧に手入れされている庭を見て、大切なのは今も尚、暮らしがこの住宅にあることです。

ここに住まわれている川原田ご夫妻の家に対する愛情や日常が見えてくることが、建築を維持していく上で一番の栄養であると思うのです。
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先日、愛知県名古屋市にある『川原田家住宅』へ仕事の打ち合わせを兼ねて伺いました。

昭和12年に建築された二階建て木造建築で、至る所に職人の粋を感じられる豊かな住宅でした。

私は表具師なので、襖や障子を見ればその建築の質やポテンシャルもある程度、測ることが出来ます。
ポイントとしては、

・築年数に対しての建付けの良さと納め方
・襖や障子に使用されている材料と仕立ての良さ

何故かと言えば、建築において襖や障子はあまり意識の届かない部分であることが多く、そこに予算を掛けない傾向にあるからです。

しかしながら、名建築であれば逆にその細部にこそ意識を配る為、自ずとそれ以外の部分も相乗効果で、質の高い建築物になってくるのです。もちろん、職人の質も高いものが求められていきます。

この住宅は、正にそれである。

川原田家住宅主屋 文化遺産オンライン (nii.ac.jp)

オンラインあいたて博 川原田家住宅 - YouTube
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先日、リスペクトしている方から本を頂きました。
この本を拝読し、私は既に開化堂さんの「推し」 であったことに気づきました。
開化堂さんのような企業やお店が、恐らく文化を継承し未来へ導いていくのだと思います。
茶筒は、5年前にKaikado Cafeで手に入れたものです。 

開化堂 → https://www.kaikado.jp/




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先日、名古屋で写真家の長山一樹さんの講演会をプロデュース(リーダーとして)しました。


とは言っても、名古屋伝統産業協会様、NPOメイド・イン・ジャパン・プロジェクトの多大なるサポートによるものです。


結果から申し上げると、大成功であったと理解しております。


この講演会の事は、私の目線から書きたいことがあり過ぎるので、それは『note』に綴っています。


note → https://note.com/kuritahyogu/n/ncb089c3f052d
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 長山さん、「とことんアナログ!」刺さりました。当日は丸一日お疲れ様でした。

@mr_nagayama 

@kazuki_nagayama 


名古屋伝統産業協会様、昨年の10月から運営をサポートくださり、感謝いたします。


MIJP代表理事の淺野さんを始めとするメンバーの皆さん、私の我儘に付き合って頂き、恐縮です。

@mijp_madeinjapanproject 

@ippeichan0404 


丹羽さん(布団職人)、長山さんの名古屋アテンドをプランニングし、同行までして頂き、頭が上がりません。

@niwatakuya 


そして、お忙しい中、ご参加頂いた全ての皆さまへ心より「熱く!」御礼申し上げます。


 


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『椅子と時間』
もうすぐ小学一年生になる長女へ入学祝いとして、シューメーカーチェア(WERNER/SHOEMAKER CHAIR)をプレゼントした。 


↑という冒頭からはじまる、私の個人的な思いや趣味趣向をblogやInstagramとは別の伝え方で綴っています。

どうぞ表具師栗田浩次の『note』宜しくお願いします。
↓クリック↓
https://note.com/kuritahyogu



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SHOEMAKER CHAIR NO.49
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表具の仕事は、新しい試みの繰り返しである。

思考する時間と生産性が見合っていないことも多々あるが、それでも向上の為ならと、つい職人の性が出てしまう。





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表具師をしていて良かったことの一つが、独特の視点や解釈を持てたことです。

建築やデザインを見る際も人と違った愉しみ方ができることは、とても幸運だと思っています。

この独自の目線を伝えられる人になりたいものです。

#日本民藝館




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この仕事を始める時に、祖父から譲り受けた小出刃包丁を新調しました。
どちらも際立って高価なモノではなく、普及品ですが切れ味は抜群です。

私が仕事道具を選ぶ基準は、先ずプロダクトであることです。
安定した生産性のある道具は、職人にとって生命線でもあります。
良い道具は、価格・機能・デザイン性のバランスが絶妙であることが重要です。

ちなみに古い方もまだ用途はあるので、最期まで大切に使います。
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横須賀からのお土産。
とっても美味しいバニラボーロ。
プリンも有名なお店のようなので、次回お取り寄せしてみます。




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