2023年06月22日 百福壽 百種の福と、百種の壽。何とも縁起の良い構図。この書は、二代目の祖父のもので10年程前に、工房の押入れから見つけ出し近頃まで保管していた。祖父は、割と器用な人であった為、こういった類いのものは稀ではない。 決して立派なものではないことは、百も承知ではある。その中でも百福壽は、私の気に入っている作品で、シンプルな額装に仕立てた。フレーム(額縁)もマット部(縁取り)も何も飾らないことが、この贅沢な書の内容には丁度良い。それにしても良く書いてあると感心してしまう。 「額装(WORKS)」カテゴリの最新記事