2024年12月

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仕事始め、年越しをどのような自分で迎えることができるのか、期待と不安が入り混じります。

結果として、充実した一年を過ごすことになるのですが、
今年ほど、新しいご縁に恵まれた年はないように思います。
そして、その一つ一つに豊かな色があり、私の知らない彩りを教えていただきました。

来年も精進して参ります。




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作者/中野五葉
題目/関
形式/草の行(茶掛け)

関は、『関南北東西活路通』という禅語の一文字であり、関所や関門のこと。
人生の岐路や目標を達成する上で、いくつもの関があり、突破していかなかれば道は開けないのである。
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▲表装前




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▲表装前
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秩父三十四観音霊場/掛軸表装
ご依頼主/神奈川県
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秩父三十四観音霊場/掛軸表装
ご依頼主/神奈川県




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西国三十三所/掛軸表装
ご依頼主/岐阜県

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西国三十三所/掛軸表装
ご依頼主/岐阜県

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書/六字名号(南無阿弥陀仏)
形式/真の草
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▲before

専門家ではないので、ぼんやりとした説明になってしまいますが、
神事に用いられる御幣束(紙垂)というものを修理できないかとご相談を受け、
先ずは、御幣束を丁寧に解体をし、そして構造と材料を調査し、明確な修繕方法を導き出しました。

紙垂は、金箔紙と赤い裂地を特殊な方法で裏打ちをし、法則に基づいて紙垂になるようにカッティングを施しました。最終的には、イメージ以上の仕上がりになり安堵しております。
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▲after(当時のボリューム感を再現しております)




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▲before
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▲after




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▲before
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▲after




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写真上が▲before 写真下が▲after




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とある茶室の床の間。

よくみると、土壁の隅が丸くなっています。
洞穴のようにみえることから、洞床とも言われており、草庵茶室などで用いられる床の間の形式です。
厳密な洞床は、より洞穴のように仕上げられていますが、このように現代的な茶室へそのディテールを落とし込む思考と奥行に職人として共感するものがあります。

新築のこの茶室の腰張り・障子の千鳥張り・透かしの太鼓襖を表具させていただきます。
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西国三十三所/掛軸表装
ご依頼主/静岡県

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高野山奥の院・箱書き
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西国三十三所/掛軸表装
ご依頼主/静岡県

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四国八十八ヶ所霊場/額表装/御影札(カラー)
ご依頼主/茨城県
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一枚一枚、丁寧に
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八十八枚のお札を継ぎ合わせた状態です
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四国八十八ヶ所霊場/額表装/御影札(カラー)
ご依頼主/茨城県




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四国八十八ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/岐阜県

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四国八十八ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/岐阜県

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創業145年の歴史ある老舗料亭の襖です。
建築物としても100年以上の年月が経っておりますが、今なお悠然とした佇まいで客人を迎えているようにみえます。
これは、現在の店主をはじめ先代から料理の味と共に建物を都度手入れを加えながら、大切にしてこられたのだろうと思います。

この度は、この広間の襖といくつかの客室の襖の修繕と張り替えを施工させていただきました。
既存の襖の状態は、何度か張り替えがなされていましたが、決して良い仕事とは言えるものではありませんでした。残念ながらこれは、特例ではなく私が携わった旧家の襖の張り替え仕事の殆どは、有り合わせの所謂手抜き仕事であることが現実です。

しかしながら、こうした古い建築物の襖の骨組みや当初の材料は、良質なものが残っていることが多く、そこを上手く活かしながら丁寧に腫瘍部分を取り除いていきます。
そうすることで、襖の状態は改善され、また数十年継続させていくことが可能になります。

私にとって表具の一番重要な理念は、使えるものは繕い直すことです。
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