2024年02月

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空海/浮
形式/行の行

中廻しの裂地は、より深みのある青にしたかった為、柿渋で手染めしています。
そのお陰もあり、本紙(作品)の馴染みが良いような気がします。
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既存の軸先を再使用しています。
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本紙の良好な保存を考慮して、太巻き芯を採用しています。
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美しい柾目の桐箱。
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現在、マルセイユとベルリンを拠点に活動中の画家の佐伯洋江さんの作品を表具させていただきました。

詳しくは、noteに綴っております。

クリック ⇒ note(表具師 栗田浩次)
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美濃竹紙工房の鈴木さんの漉いた本美濃紙です。

鈴木さんの和紙は、なかなか手に触れることのできない貴重な品ですが、縁あって障子張りに使用させていただきました。

その貴重さのせいもあってか、現代では障子張りに用いるのはとても贅沢なことになってしまっています。しかしながら、これが最も適した使用方法だと理解しています。

もちろん、表具する上で掛軸の裏打ちや屏風の下張り等々多岐にわたって使用しますが、それは表具の構造や機能面において和紙の働きが良いからであって、手漉き和紙本来の美しさや温もりは、一見では感じられません。

陽の光を絶妙な具合に調節して透かす和紙の明かりは、障子でしか味わえないのです。

光の調節以外にも、夏は暑さを抑え、冬は冷気から守り、一年を通して湿度をコントロールし、通気性も備えています。純楮の手漉き和紙なので、丈夫で長持ちします。

良いことを挙げたらキリがないですが、やはり現実的には高価な物なので手に取りづらいと思います。
私は表具師として、和紙に限らず様々な材料を作ってくださる職人さんへ一つでも多く依頼をし、その関係性を継続できればと常に危機感を持ちながら仕事をしています。

然るべき事宜に、この本美濃紙を思い出していただけたら嬉しいです。

youtube ⇒ 障子張り 
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西国三十三ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/兵庫県

クリック ⇒ 満願の納経軸/兵庫県のご依頼主
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西国三十三ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/兵庫県




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四国八十八ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/神奈川県
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四国八十八ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/神奈川県




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書/六字名号(南無阿弥陀仏)
形式/真の草

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本日、ご依頼主からお礼のお手紙を頂きました。※プライバシーを考慮して裏面の写真です
とても有難いことです。
胸がいっぱいでございます。
それと同時に表具師としての使命感を再認識させて頂いております。

これまでにもお手紙はもちろん、お電話やメールでのお礼のお言葉は数え切れないほどございます。
その都度、心が温かくなります。

お引き渡しの際は、「どうかな?大丈夫かな?喜んでくれるかな?」いつも少し不安なのです。
だから本当に嬉しい。
妻や子供に「お客さんに、喜んでもらえたよっ!」と毎回報告しています。笑

この仕事を始めてから頂いたお手紙は、全て残してあります。私の財産です。

よしっ、明日も一所懸命、表具師として精進してまいります。
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これまでに頂いたお手紙の一部です。




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坂東三十三ヶ所霊場/額表装/御影札/特上仕上げ
ご依頼主/東京都

クリック ⇒ 三十三枚の御影札/東京都のご依頼主
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金茶の豪華筋廻し仕立て
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額装の裏面は、最高級の
本絓絹を使用

坂東三十三ヶ所霊場/額表装/御影札/特上仕上げ
ご依頼主/東京都




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坂東三十三ヶ所霊場/掛軸表装/特上仕上げ
ご依頼主/東京都

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高野山奥の院・箱書きDSC03868
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高級二重箱(塗り箱+上桐箱)セットDSC03871
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坂東三十三ヶ所霊場/掛軸表装/特上仕上げ
ご依頼主/東京都




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