2023年03月
染み抜き Vol.47(大橋翠石/虎図)
染み抜き Vol.46(大橋翠石/虎図)
西国巡礼・家族5人旅! Vol.12

▲第五番・葛井寺・大阪府藤井寺市 2023年3月5日
少し前のことですが、約1年振りの西国巡礼をしてまいりました。
ここ数年、参拝日の天気に恵まれていることは、子連れ家族としては大変有り難いです。
葛井寺は、大阪府藤井寺市藤井寺にある真言宗御室派のご寺院で、本尊は日本最古の十一面千手観世音菩薩が祀られております。
残念ながら本尊ご開帳は毎月18日の為、拝むことは出来ませんでした…。
次回は、18日に合わせて参拝したいと思います。
子供達は普段から神社仏閣へ連れていくこともあり、基本作法は少しずつ身に付いています。
家族で西国巡礼始めてから早6年が経ち、もう少しで半分に到達しそうです。我が家は、ゆっくりマイペースですが、時に身を任せながらこれからも巡っていければと思っております。








末っ子の次男は、山門の仁王像にビビッてしまい、参拝中はサンシェードを自分で下ろし終始隠れていました。お陰でゆっくり参拝できました。笑



まだ隠れています。笑


今回も無事帰ることができました。
ありがとうございました。
川原田家住宅 Part2
川原田家住宅 Part1

先日、愛知県名古屋市にある『川原田家住宅』へ仕事の打ち合わせを兼ねて伺いました。
昭和12年に建築された二階建て木造建築で、至る所に職人の粋を感じられる豊かな住宅でした。
私は表具師なので、襖や障子を見ればその建築の質やポテンシャルもある程度、測ることが出来ます。
ポイントとしては、
・築年数に対しての建付けの良さと納め方
・襖や障子に使用されている材料と仕立ての良さ
何故かと言えば、建築において襖や障子はあまり意識の届かない部分であることが多く、そこに予算を掛けない傾向にあるからです。
しかしながら、名建築であれば逆にその細部にこそ意識を配る為、自ずとそれ以外の部分も相乗効果で、質の高い建築物になってくるのです。もちろん、職人の質も高いものが求められていきます。
この住宅は、正にそれである。
川原田家住宅主屋 文化遺産オンライン (nii.ac.jp)
オンラインあいたて博 川原田家住宅 - YouTube











伝統の染料
満願の納経軸/愛知県のご依頼主
共感と商い

先日、リスペクトしている方から本を頂きました。
この本を拝読し、私は既に開化堂さんの「推し」 であったことに気づきました。
開化堂さんのような企業やお店が、恐らく文化を継承し未来へ導いていくのだと思います。
茶筒は、5年前にKaikado Cafeで手に入れたものです。
開化堂 → https://www.kaikado.jp/
WORKS vol.282(武野紹鴎/消息)
WORKS vol.281(四国八十八ヶ所霊場・掛軸)
過去帳(家系図資料)修繕(修理修復)
WORKS vol.280(ヒロヤマガタ)
その男の背中は、粋である
先日、名古屋で写真家の長山一樹さんの講演会をプロデュース(リーダーとして)しました。
とは言っても、名古屋伝統産業協会様、NPOメイド・イン・ジャパン・プロジェクトの多大なるサポートによるものです。
結果から申し上げると、大成功であったと理解しております。
この講演会の事は、私の目線から書きたいことがあり過ぎるので、それは『note』に綴っています。
note → https://note.com/kuritahyogu/n/ncb089c3f052d
長山さん、「とことんアナログ!」刺さりました。当日は丸一日お疲れ様でした。
名古屋伝統産業協会様、昨年の10月から運営をサポートくださり、感謝いたします。
MIJP代表理事の淺野さんを始めとするメンバーの皆さん、私の我儘に付き合って頂き、恐縮です。
丹羽さん(布団職人)、長山さんの名古屋アテンドをプランニングし、同行までして頂き、頭が上がりません。
そして、お忙しい中、ご参加頂いた全ての皆さまへ心より「熱く!」御礼申し上げます。