2023年03月

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▲第五番・葛井寺・大阪府藤井寺市 2023年3月5日

少し前のことですが、約1年振りの西国巡礼をしてまいりました。
ここ数年、参拝日の天気に恵まれていることは、子連れ家族としては大変有り難いです。
葛井寺は、大阪府藤井寺市藤井寺にある真言宗御室派のご寺院で、本尊は日本最古の十一面千手観世音菩薩が祀られております。
残念ながら本尊ご開帳は毎月18日の為、拝むことは出来ませんでした…。
次回は、18日に合わせて参拝したいと思います。

子供達は普段から神社仏閣へ連れていくこともあり、基本作法は少しずつ身に付いています。
家族で西国巡礼始めてから早6年が経ち、もう少しで半分に到達しそうです。我が家は、ゆっくりマイペースですが、時に身を任せながらこれからも巡っていければと思っております。
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末っ子の次男は、山門の仁王像にビビッてしまい、参拝中はサンシェードを自分で下ろし終始隠れていました。お陰でゆっくり参拝できました。笑
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まだ隠れています。笑
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今回も無事帰ることができました。
ありがとうございました。

PILGRIM -Return safely for you-




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ボリュームがあるので、二部構成にしています。
この住宅の素晴らしさは家の外にも溢れています。
とても丁寧に手入れされている庭を見て、大切なのは今も尚、暮らしがこの住宅にあることです。

ここに住まわれている川原田ご夫妻の家に対する愛情や日常が見えてくることが、建築を維持していく上で一番の栄養であると思うのです。
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先日、愛知県名古屋市にある『川原田家住宅』へ仕事の打ち合わせを兼ねて伺いました。

昭和12年に建築された二階建て木造建築で、至る所に職人の粋を感じられる豊かな住宅でした。

私は表具師なので、襖や障子を見ればその建築の質やポテンシャルもある程度、測ることが出来ます。
ポイントとしては、

・築年数に対しての建付けの良さと納め方
・襖や障子に使用されている材料と仕立ての良さ

何故かと言えば、建築において襖や障子はあまり意識の届かない部分であることが多く、そこに予算を掛けない傾向にあるからです。

しかしながら、名建築であれば逆にその細部にこそ意識を配る為、自ずとそれ以外の部分も相乗効果で、質の高い建築物になってくるのです。もちろん、職人の質も高いものが求められていきます。

この住宅は、正にそれである。

川原田家住宅主屋 文化遺産オンライン (nii.ac.jp)

オンラインあいたて博 川原田家住宅 - YouTube
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和紙を柿渋で染めました。
濃度を調節しながら、イメージする色味へと仕上げていきます。

柿渋染めの和紙は、見た目の美しさだけでなく、防腐・抗菌性や耐久性を高めてくれます。

作品を守ることが大前提の表具師としては、頼もしい味方です。DSC02438




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発願は、40年前。

表装の依頼で、愛知県からご夫婦でお越しくださいました。

とても仲の良いご夫婦で、ご結婚される以前の学生時代から西国巡礼を始められたそうです。

仕事や子育てに追われる日々を送りながら、少しずつ巡礼を重ねて、40年の月日を経てようやくの満願(結願)になられました。

ここまで時間を掛けたのだから、表装にも思いを込めたいと探していた先に松月堂へ辿り着いたと仰ってくださいました。

何とも嬉しいお言葉。
40年分の思い、私は表具で受け止めます。
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先日、リスペクトしている方から本を頂きました。
この本を拝読し、私は既に開化堂さんの「推し」 であったことに気づきました。
開化堂さんのような企業やお店が、恐らく文化を継承し未来へ導いていくのだと思います。
茶筒は、5年前にKaikado Cafeで手に入れたものです。 

開化堂 → https://www.kaikado.jp/




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作/武野紹鴎(大黒庵)
書/消息
形式/草の行(茶掛け)

使用した表装裂地・軸先は、全てご依頼主が所有されているものです。
何も言うことがない程、良い取り合わせです。
職人は、ご依頼主によって成長させて頂いているのだと常々思っております。
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表装前の本紙です。
このままでは表装できないので、先ず本紙の修繕を施してから仕立ての作業に入ります。

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一般的に仏表装の風帯裏は紺系の無地ですが、松月堂の風帯は贅沢に外廻しと同じ裂地を使用しています。
風帯の裏を見た時に、良い物だと何となく心に残ることが大事だと思っています。
また、裂地の柄も左右対称になる様に仕上げています。
見えない部分にこそ品質は現れます。
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高野山奥の院・箱書き
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四国八十八ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/福岡県




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ご依頼時は、過去帳の本体だけでしたので、大切に保管して頂く為、帙(ケース)を特注で作製しました。
これも表具師の仕事の一つです。
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作/ヒロヤマガタ
絵/ハイビスカス
額/パールシルバー艶消し

ヒロ・ヤマガタ/HIRO YAMAGATA(1948年5月30日 )は、画家・美術家である。滋賀県米原市出身。アメリカ在住。本名山形 博導(やまがた ひろみち)。
国内ではカラフルなシルクスクリーンアーティストというイメージが今なお強いが、世界的にはむしろレーザーやホログラムを使った現代美術家として知られ、先端的なイリュージョニストとして現在も活動している。
※wiki
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先日、名古屋で写真家の長山一樹さんの講演会をプロデュース(リーダーとして)しました。


とは言っても、名古屋伝統産業協会様、NPOメイド・イン・ジャパン・プロジェクトの多大なるサポートによるものです。


結果から申し上げると、大成功であったと理解しております。


この講演会の事は、私の目線から書きたいことがあり過ぎるので、それは『note』に綴っています。


note → https://note.com/kuritahyogu/n/ncb089c3f052d
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 長山さん、「とことんアナログ!」刺さりました。当日は丸一日お疲れ様でした。

@mr_nagayama 

@kazuki_nagayama 


名古屋伝統産業協会様、昨年の10月から運営をサポートくださり、感謝いたします。


MIJP代表理事の淺野さんを始めとするメンバーの皆さん、私の我儘に付き合って頂き、恐縮です。

@mijp_madeinjapanproject 

@ippeichan0404 


丹羽さん(布団職人)、長山さんの名古屋アテンドをプランニングし、同行までして頂き、頭が上がりません。

@niwatakuya 


そして、お忙しい中、ご参加頂いた全ての皆さまへ心より「熱く!」御礼申し上げます。


 


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絵/阿弥陀三尊像
形式/真の行(仏表具)

鮮やかな青と本金箔押しの仏画。
表具のキーとなるカラーを金茶に設定し、取り合わせていく。
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