2022年12月

DSC01716
数年ぶりに工房の雪見障子を張り替え。
表具師なので、もちろん千鳥張りを施しました。千鳥張りはとても手間の掛かる作業の為、時間も通常の五倍ほどです。
使用した和紙は手漉きの本美濃紙で、陽を通す具合も本美濃紙ならではの優しく温かみのある調子です。

そして、今回は障子剥がしを息子が手伝ってくれました。
ゆっくりでもいいので丁寧に仕事をすることを教えました。
DSC01700
良い顔と手付きしてます。笑
DSC01710
DSC01711
DSC01708





DSC01705
工房の障子を外し掃除をしていると、いつの間にか日の傾きと外の縦格子が良い具合に。
畳の目と影がピタリと合っていて気持ちが良いです。
こういうの好きです。

黙々と作業をしている時のいい箸休めになりました。




DSC00382
作/頼山陽
書/蓬莱
額/チーク

頼山陽は、大坂生まれ江戸時代後期の歴史家・思想家・漢詩人・文人。
主著に『日本外史』があり、これは幕末の尊皇攘夷運動に影響を与え、日本史上のベストセラーとなった。※wiki
DSC00379
DSC00377
DSC00375
DSC003700001
DSC00376
DSC00371




DSC01694
お仕事がご縁で親しくさせて頂いているご夫婦から、とっても美味しいミニトマトを頂きました。
我が家はトマト好き。『ナカセ農園』要チェックです!

贈り物やプレゼントは、何であっても本当に嬉しいものです。
たまに贈り物にケチを付ける人もいますが、大切なのはモノではなく心です。

美味しい贈り物、ありがとうございました。
DSC01693
ミニトマトのナカセ農園 (nakasenouen.com)




DSC00389
作/所英男(格闘家 )
書/愚公移山


愚公移山(
愚公、山を移す
何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功することのたとえ。

格闘家らしい、強い意志を感じる言葉です。
DSC00390
DSC00391
DSC00393
DSC00394
DSC00395




DSC00383
スツールの上。
まるで、書籍の様なWASHIKAKU。

WASHIKAKU・六寸




DSC00330
総裏打ちに使用する刷毛です。
多いと思われるかもしれませんが、適材適所にこの七種の刷毛は必須になります。
私の年齢に近い刷毛も日々の手入れで、未だに現役で活躍してくれます。

さぁ、明日から年内最後の総裏打ちが始まります。
気合入れます。




DSC01469
WASHIKAKUは、白い和紙。
台座として使用している屏風は、黒い和紙。

和紙の表情が作り出す、コントラスト。

WASHIKAKU・五寸




DSC00309
作/曽我量深
書/開神悦體
形式/二段表具

臙脂と深緑の相性の良さ。
DSC09952
DSC09940
DSC09941
DSC09941
DSC09945
DSC09946
DSC09948




DSC09535
▲before
DSC00255
▲after




DSC09537▲before
DSC00259▲after




DSC09532▲before
DSC00262▲after




DSC09533
▲before
DSC00263▲after




DSC09534▲beforeDSC00251▲after




DSC00264
DSC00265
DSC00266




↑このページのトップヘ