2022年11月28日 龍図 掛軸修繕 ▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after
2022年11月18日 三十三観音堂 伺ったご寺院の境内脇に西国三十三ヶ所霊場の各札所の御本尊、観世音菩薩三十三体が祀られていました。薄明かりでもなお輝く金色の御本尊をみて、照明の無い時代の光の尊さを仏さまが教えてくれているようでした。合掌。
2022年11月17日 ハレトマツ 仕事でお世話になった京都のご寺院へ。商店街から路地を抜けると、さっきまでの賑わいが嘘のような静けさに心が和らぎました。穏やかな自然光が差し込む本堂内で、貴重なお話しと資料を拝見する事ができ、感無量でした。感謝申し上げます。
2022年11月08日 剥落止め(滲め止め・色止め) 仏画の彩色部分(絵具)に膠液で剥落止めをしています。古い日本画は絵具の定着が儚く脆いため、こうした地道な作業を部分毎に数日間掛けて行います。ゆっくりじっくり本紙の状態を確かめながら修繕作業は始まっていくのです。
2022年11月07日 満願の納経軸/熊本県のご依頼主 以前からお世話になっているご依頼主より、貴重な九州三十六不動霊場の御朱印軸です。ご依頼主のお父様と初めて一緒に巡った思い出のお軸と伺っております。落ち着いた印象の掛軸にお仕立てすることになりました。
2022年11月04日 和紙、杉材、竹釘、それだけ お茶の先生にご依頼頂いた風呂先屏風です。若草色をメインに柔らかい印象の屏風にして欲しいというリクエスト。私は屏風下地から製作するので、お茶室の寸法に合わせて幅や高さを細かく割り出し、丁度のサイズでお仕立てしました。風呂先屏風は茶の湯に使用する道具なので、簡素の美をテーマに使用する材料もシンプルにしています。仕事は、思考を止めないことで見えてくるものがあるような気がします。
2022年11月02日 concentration 一目惚れした神保さんの短冊。美濃和紙の特性を活かし、小さなフォーマットに落とし込む創造性にやられてしまいました。低濃度をテーマにつづまやかな短冊掛けに表具しました。作品を引き立てる為、一点一点テーマを掲げることを大切にしています。