2021年12月

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小さな苗を植えたのが三年前。

今年、ようやく我が家の南天に実が成りました。石の上にも三年、実を付け始めた秋に妻と喜びました。
成長する過程を楽しむのが我が家の植栽です。

しめ縄は、小さい方が自宅用で大きい方がお店用です。

何年前からか、妻がしめ縄を作ってくれています。シンプルですが、手作りは良いものです。
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後は、大掃除を残すのみです。

毎年この時期になると思いますが、色々と詰め込み過ぎてしまう性分をそろそろ変えなくてはと。

来年は、自分や家族の時間をもっと大事にしようと思います。




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年内最後の軸装の仕上げに掛かりました。
これから、軸棒・八双・紐を取り付け検品も兼ねて細部の施しを丁寧にチェックしていきます。

良い出来になりそうです。

軸装の仕事を終えれば、額装の仕上げを残すのみとなります。

ようやく出口が見えてまいりました。




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幸せを運ぶ妖精/ノルディカニッセ
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高野山奥の院・箱書き
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西国三十三ヶ所霊場/掛軸表装/御詠歌
ご依頼主/愛知県




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秩父三十四ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/群馬県




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何の変哲もないの石

でも、1才半の次男にとっては宝物

散歩の途中に道端で拾い、大事に抱えて持って帰った3センチ程の小さな石

でも、彼にとっては手のひら一杯で掴んだ大きな石

その日から何となく玄関に置いてあった石

七日も経てば、彼にとっても『そこらの石』 に変わっていました

でも、父にとっては息子が初めて手に入れた記念すべき石 

大事にとっておくね。




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作/林 雲鳳
絵/観音菩薩
ご依頼主/東京都






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散華は、一枚一枚丁寧に正確に張っています。(貼るではなく張ることが大切です)
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台紙は、第21番札所の穴太寺様お手製のものです。
一点一点手書きで押し花も随所に施してあり、作る人の想い・温かみを感じるとても素敵な台紙です。
十数年前にこの台紙を初めて見た時の感動は今でも鮮明に覚えております。
私は、表具師としてこの素敵な散華台紙の良さをより引き立てられるよう心掛けました。
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金箔紙で散華を豪華に縁取りしています
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西国三十三ヶ所霊場/額表装/散華
ご依頼主/愛知県




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表装裂地として初めて使用する布です。

調べてみると、インドを代表するシルクで日本や中国の代表的な繭と比べると大きく、野生味に溢れておりタッサー種は森の中で育ち、その多くは蛾が飛び立った後に採取される(家蚕のように身がある状態で煮沸して糸取りをしない)ことから、アヒンサー(不殺生)シルクと呼ばれているそうです。

その野生味故なのか肌裏打ちにかなり苦戦しましたが、布の特性を知ることで対処する術を学ぶことができました。

試行錯誤から得るものは作り手にとって褒美です。520F86EB-7DA6-46D3-914D-CF85E29F5534




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ガラス戸だったところを茶室で用いられる太鼓張り襖(坊主襖)で納めました。
以前のガラス戸は、非常に重く建て付けも悪いことから開け閉めが大変で施主様にとってかなりストレスなものでした。

透かし襖は、自然光を障子の様に柔らかく取り入れるだけでなく通常の建具と比べ、とても軽く扱い易いのが特徴です。

シンプルで洗練された普遍的なデザインのこの襖は、空間に簡素な美を演出してくれます。




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西国三十三ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/和歌山県




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