2021年11月

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四国八十八ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/埼玉県




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左から、坂東・西国・秩父です。

中央に『南無観世音菩薩』、両脇に『墨彩観音・白衣観音』
実は、ご依頼主は百観音を始める前に遠方にも関わらず茨城県から松月堂へお越しになり、どのようなカタチにするのかご相談を頂いておりました。

軸装にするのか、屏風にするのか、表具の取り合わせはどうするのか、色んなことをゆっくりお話ししながら一つ一つ決めていきました。

表具師として、その全ての時間はとても有意義であり、様々な事を学ぶことができました。DSC04729
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紅為・加州塗りの額縁
光の当たり方により色味の変化が楽しむことが出来ます。
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西国三十三ヶ所霊場/額表装/御詠歌
ご依頼主/茨城県




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作家/はる(書道家) 作品/Mori Bito(守人)

鳥の様に見える中央の書は、守人と書いてあります。
はるさんの創造力にいつも感動させられます。
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その人らしさを表具で表せれるように心がけています。
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表装美は、裏にこそある。

裏という見えない部分の施しで、その後の表具の未来は決まってしまう。

表裏一体、それが表具師のしごと。




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秩父三十四ヶ所霊場/額表装/御詠歌
ご依頼主/茨城県




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行燈とも書くように、灯りは橙である。

一説によると、ヨーロッパの住宅照明は、やがて来る夜更けを迎える為に暖色系であったり、間接照明を好むそうです。

温もりのある橙の灯りに、国境は無いようです。0CA9EE08-B225-49D4-BD72-B4A9641D509A




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本紙(作品)は、既存の情報のみで構成されていることが理想です。

ヨーロッパの修復の様に当時の作品を復元することが目的ではありません。

故に作業は、難航します。

作品を残すこと(修繕)は、当時の情報を正しく伝えることでもあるのです。

それが結果として、歴史資料にもなり得るからです。

その意味で、下支えとして最低限の色を補う作業が補彩です。




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《灯火》

心が落ち着く。

和蝋燭の何とも言えない懐かしい匂い。

最古の灯りは今尚、夜のしじまを穏やかに照らす。
 

木蝋棒/中村ローソク
八角灯立/能作
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坂東三十三ヶ所霊場/額表装/御詠歌
ご依頼主/茨城県




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