2021年09月24日 月日荘と13組の作家と 表具師のあるべき姿。月日荘さんで展示されている13組の作家さんの素晴らしい「短冊」の数々を拝見し、掛軸を表装することの本質を改めて教えて頂くことが出来ました。創造すること想像することこの二つの違いを理解しつつ、バランスを絶妙にとっていく作業こそが表具師の仕事であると思うのです。「短冊」9月18日(土) - 26日(日)11:00 - 19:00※ご予約制です月日荘愛知県名古屋市瑞穂区松月町4-9-2 【13組の作家さん】浅岡千里朝倉世界一内田剛一華雪新保慶太新保美沙子中神敬子中澤希水ハタノワタル三原佳子山口信博山田英幸湯浅景子
2021年09月23日 もふもふ 屏風に施す「受け張り」と言う作業に使用する和紙を刃物ではなく、手で食い裂いた断面です。数枚重なった和紙の毛羽立ち具合が実に気持ち良い。この食い裂き部分を利用することで精度の高い屏風へと仕上がります。ちなみに和紙は手漉きの5匁。
2021年09月22日 WORKS Vol.211(水鏡天満宮・額装・ご朱印帳) 思い出や思い入れのある特別なご朱印、それは一つであっても丁寧に表具致します。 神社仏閣/額表装/ご朱印帳(納経帳)ご依頼主/熊本県
2021年09月17日 routine 修繕作業前に行う事。・ご依頼主との打ち合わせ・検査と写真撮影・修繕プラン計画・作品表面のチリ落とし等・剥落止めその他、作品の状態によって必要なことは全て備えます。
2021年09月12日 日々成長 傷んでいたお店玄関の柱のシュロ縄を新たに巻き直していたら、娘が手伝ってくれました。涙上手に出来るかなと心配していたのですが、手際も精度も良し!僕の作業を背中越しにしっかりと観察していた様です。以前、僕が一人で作業した時は、君はまだ赤ちゃんだったね。感慨深い、父は嬉しいよ。▲before ▲after
2021年09月10日 WORKS Vol.210(神社仏閣・屏風・ご朱印帳) ご朱印帳を解体し、一枚一枚丁寧に裏打ちを施しています。そしてサイズに合わせて裁断をし、屏風へ正確に張り付けいています。もちろん、屏風も一から表具師が仕立てる本格屏風です。作品を守るためには、屏風の下地を高品質に製作することが不可欠です。神社仏閣/屏風表装/ご朱印帳(納経帳)ご依頼主/熊本県