2020年11月30日 過去帳 5年程前からお付き合いをさせて頂いている和歌山県のご寺院様が、過去帳修繕の打ち合わせで弊店にお越し下さいました。真新しくするのではなく、あくまで現状維持が最大のリクエスト。表具は普遍的であることを重んじる仕事でもあるので、僕の得意分野です。
2020年11月25日 仙厓義梵/火監楼 掛軸修繕 ▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after作家/仙厓義梵 作品/火監楼ご依頼主/岐阜県
2020年11月22日 いい夫婦 この観音様と出会った時から、「松月堂さんへお願いする」と決めていたそうです。11月22日にめでたく満願し、その足で和歌山県から表装のご依頼にご夫婦でお越しいただきました。表装裂地の取り合わせもすんなり意見が一致する息の合ったご夫婦で、まさに『いい夫婦の日』でした。僕の長い講釈にも耳を傾けてくださり、ありがとうございました。
2020年11月15日 北野元峰禅師(永平寺六十七世)/弄花香満衣 掛軸修繕 ▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after▲before▲after作家/北野元峰禅師(永平寺六十七世) 作品/弄花香満衣ご依頼主/岐阜県
2020年11月12日 WORKS Vol.160(道元 ※曹洞宗の開祖) 《生死事大無常迅速》読み:しょうじじだい むじょうじんそく道元 (曹洞宗の開祖)の拓本です。人の世の移り変りは常にはかなく変転してやまない。時は移りゆき、形あるものは必ず滅する。一切が無常であり生滅するそのことわりを凝視して、ぼやぼやしていたらすぐに死ぬのだから、無駄に過ごしてはならない。昔の己に言ってやりたい。作家/道元 ※曹洞宗の開祖 作品/生死事大無常迅速(拓本)ご依頼主/岐阜県
2020年11月02日 裂地の準備 掛軸や額装・屏風に使用する表装裂地の防縮加工の一コマです。裂地は全て異なる特徴があるので、一点一点確かめながら作業していきます。 また、ただ作業するのではなく仕上がった際の裂地の表情をイメージすることで、より質の高い仕事になる様な気がします。