2019年05月

DSC01157
いつか必ず行きたい場所の一つが出雲大社です。そんな憧れの地からのご来訪です。
満願の西国納経軸を携えお越しのご依頼主は、実はすでにお客様。松月堂で西国三十三ヶ所霊場・納経軸をお求めいただいている方です。以前、刺繍の観音様を探し求めていて辿り着いた先が弊店だったのです。お母様の為にご夫婦で参られたそうで、刺繍の観音様もお母様のことを思い、『これしかない』と決められたと仰っていました。

刺繍の観音様は、僕が知っているだけでも十数種類ありますが、ダントツで気にっているのは、写真の納経軸だけです。松月堂で販売している納経軸は、全て僕が気に入っている厳選したものだけと決めています。
そんな僕の思いが伝わることは、とても嬉しいことです。

お帰りなさい、観音様。
少しの間ですがゆっくりしていってくださいね。
DSC01158
DSC01159




DSC00324
2019年5月27日投稿の巡礼WORKS(坂東三十三ヶ所霊場・額表装)のご依頼主が公開しているBLOGのご案内です。
これから巡礼を始められる方も現在巡礼されている方も必見です!
関東地区を中心に全国の神社仏閣を紹介されております。
①写真、②住所、③連絡先、④最寄り駅、⑤ご朱印 ⑥その他有益な情報、と圧倒的な情報量は感涙ものです。
僕も早速このBLOGの大ファンになってしまいました。

このBLOGを拝見していると、ご依頼主の寺社巡りへの熱い想いがとても伝わります。
是非、旅のお供にご覧いただければ幸いです。

【おすすめBLOG】クリック ⇒ http://xxion504kanda.jp/




DSC00310

坂東三十三ヶ所霊場の額装です。
額装にするまでには、幾多の工程がありそれを逆算するように仕立てていきます。
下の写真(ご朱印帳)を解体し、一枚一枚サイズを正確に整え(裁断)・裏打ちを施し、それを継ぎ合わせ一枚物にするのです。
DSC00040
DSC00308
DSC00315DSC00314
DSC00316
DSC00317
DSC00319
DSC00322
DSC00323
DSC00325
DSC00326
DSC00329
坂東三十三ヶ所霊場・ご朱印帳・額表装
ご依頼主:東京都




DSC09664
掛軸の修繕で行う折れ伏せ(処置)作業の風景です。
横折れや破れの甚だしい本紙(作品)を裏面から和紙で補強しているのです。折れた箇所全てに施すため、膨大な時間を要しますが、これを行うことにより損傷部分は改善され、作品を守ると同時に折れ目もなくなることで、作品本来の美しさを取り戻すことができます。
DSC09671
Instagramにて動画公開中!
 ↓ ↓
https://www.instagram.com/p/BxzvjoCDBms/




1D127A53-210E-40E8-A051-E111D2EA4F27
先週の日曜に補助輪を外して、今日の夕方適当に教えたら、、、
いきなり乗れるようになってました。
さすが、僕の息子(笑)
子供の成長って、自分の成長の何倍も嬉しいものです。




神農(しんのう)は、古代中国の伝承に登場する三皇五帝の一人で人々に医療と農耕の術を教えたという。神農大帝と尊称されていて、医薬と農業を司る神とされている。
※Wikipediaより
DSC09549
▲before
DSC09994
▲after




DSC09550
▲before
DSC09995
▲after




DSC09551
▲before
DSC09996
▲after




DSC09552
▲before
DSC09997
▲after




DSC09553
▲before
DSC09998
▲after




DSC09554
▲before
DSC09999
▲after




DSC09555
▲before
DSC00001
▲after




DSC09548
▲before
DSC09993
▲after




DSC09986
DSC09988
DSC09989
DSC09990
DSC09987
DSC00024
神農様/掛軸表装(修理修復)
ご依頼主:東京都




DSC01012
本日、新幹線と在来線を乗り継ぎ大阪府からご来店いただきました。
大都市と比べ、公共交通機関が手薄な岐阜県関市、、、
なんとも恐縮ではございますが、ご依頼主のM様には一両編成の長良川鉄道は、逆に可愛くのどかな風景に癒されたと言っていただけました。

10年前に西国巡礼を発願し、その殆どを公共交通機関と徒歩で参られる心意気にとても感銘を受けました。また、序盤は若干スタンプラリーになりがちで願い事もされていたそうですが、何時しか願い事から感謝を伝える巡礼旅になり、華厳寺で満願をお母様と達成された時には、感動で胸がいっぱいになったと大切な思い出を語ってくださいました。

はいっ、表具師エネルギーは満タンになりました。
あとは僕に任せてください。
DSC01013
DSC01016
DSC01015




95A6E0D6-A2AC-4FE9-9826-FC0A627BF9A6
マッチ棒の火薬の臭いが好きだ。
ライターと違い、あの刹那に燃えてしまう儚さも好きだ。
ロウソクや火を起こす時、僕は今でもマッチ棒を使います。
メモリアルな数字を表す時もマッチ棒を使います。おっと、都合が良すぎますね。
そう、今日はBLOGを始めて1095日。石の上にも三年というやつです。
待ってろよ!1460日!




DSC00048
▲before
DSC00407
▲after




DSC00049
▲before
DSC00408
▲after




DSC00052
▲before
DSC00411
▲after




DSC00051
▲before
DSC00410
▲after




DSC00050
▲before
DSC00409
▲after




DSC09890
軸装の百観音霊場は、しばしばご依頼がありますが額装は稀にご依頼いただくものなので、とても貴重です。その貴重なご朱印に触れお仕事させていただけることは、職人としてこの上ない喜びです。
白衣(びゃくえ)の観音様に似合うように、清楚なイメージの表装裂地(正絹・西陣織)でお仕立てしました。
DSC09892
DSC09897
DSC09898
DSC09895
DSC09896
DSC09894
DSC09900
DSC09901
百観音霊場・額表装
ご依頼主:神奈川県




DSC00987
▲第三十一番・長命寺・滋賀県近江八幡市 2019年4月21日

長命寺さんの麓にあるお店で食事を済ませ、いざ後半戦!
長寿のご利益で有名なお寺さんですが、何度も参拝している僕としては、本堂までの道のりを是非味わってもらいたいです。建築のプロではないので、専門的なことは分かりませんが、計算し尽くされたような境内に心踊ります。これも巡礼をする上で欠かせない楽しみです。
今回は、一日二ヶ寺と決めていたので、ゆっくり堪能することができました。
DSC00817
階段上りも軽快になっています。
DSC00822
石畳と階段がリズミカルに設けられている長命寺さん。
訪れる人を徐々に高揚させていくような気持ちにしてくれます。
DSC00827
本堂と右奥に鎮座する三重塔との構図がたまらない。
DSC00826
およそ5年ぶりの長命寺さん。
DSC00840
おいおい、境内の小石で遊ぶでないっ!
子連れの巡礼は目が離せません。
DSC00833
DSC00832
DSC00981
今回も無事帰ることができました。
ありがとうございました。

PILGRIM -Return safely for you-




↑このページのトップヘ