2018年11月

染み抜き作業の結果は、ご依頼主のご希望を下回ることもございます。
何故なら、人間のご病気と同じで決して同じ染みは存在しないので、結果にはそれぞれ誤差が生じるからです。
『いつ・どこで・どのような』条件や環境により染みになったかを想像し、見極めなければなりません。
そして、作品を守ることが最優先ですので、無理な染み抜きも控える必要がございます。

その意味で、結果が下回ることは、作品の現状維持としては良好なことであるとご理解いただけると幸いです。
※因みに今回ご依頼のお軸は、最良の染み抜き結果を得ております
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作家:出口王仁三郎/達磨
ご依頼主:長野県




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人は、なぜ巡礼をするのか、、
その答えは、実に深い、、、
みんな色々な思いを持って巡礼していることをこの仕事をしていると強く感じます。

だから、巡礼の掛軸には自然に個性が出ます。
そして、その個性を大切にしてあげたいといつも考えています。
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▲表装前
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▲表装後
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▲真の真(最高格式の仏表装)※一文字廻しを施しています
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八双:本金鍍金・高級透かし金具
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軸先:本金鍍金・高級透かし金具
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高野山奥の院・箱書き
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加州塗り・高級二重【上】桐箱

西国薬師四十九霊場/掛軸表装/特上
ご依頼主/三重県




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ご依頼主:岐阜県




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ご依頼主:岐阜県




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ご依頼主:岐阜県




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ご依頼主:岐阜県




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ご依頼主:岐阜県




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あれは、8年前の秋。
四国八十八ヶ所を掛軸で巡りたいと、愛知県からご来店いただきお求めになられた納経軸が、めでたく満願になって先日、松月堂へ帰ってきました!とても嬉しく有難い瞬間です。
実は、「2年前に満願になっていた、、、」とご依頼主。
色んなことがあり、表装をお願いするタイミングがなかったそうで、ふと、久しぶりに納経軸を開いた時に「今しかない」と翌日にお越しくださいました。
お遍路の思い出話に花が咲き、楽しい時間をありがとうございました。

余談ですが、この日はご依頼主にとっては何気ない日のようでしたが、僕にとっては大切な日でした。
そんな記念すべき日に8年ぶりにお客様と再会できるなんて幸せ者ですね。
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