2018年05月
WORKS Vol.54
二猿之図
before→afterを見て気づく方はいらっしゃると思います。
「表具の部分は、綺麗にはなっているけど、本紙部分は...さほど...」
そうです。でもこれでいいんです!修繕に一番求められるのは、見た目ではなく中身だからです。
この考え方は、修繕の世界では、最も優先されることで、必要以上に真新しくすることは、また別の観点の話です。
その意味で、中身(本来部分)の修繕...ううん、もっと分かり易く言うと『改善』は施されていますのでご安心ください。
現状維持ありきの修繕なのです。
ですので、見た目の改善を望む場合は、先ずは、慎重に修繕プランを説明いたします

▲before

▲after

▲before

▲after

▲before

▲after

▲before

▲after

▲before

▲after



「表具の部分は、綺麗にはなっているけど、本紙部分は...さほど...」
そうです。でもこれでいいんです!修繕に一番求められるのは、見た目ではなく中身だからです。
この考え方は、修繕の世界では、最も優先されることで、必要以上に真新しくすることは、また別の観点の話です。
その意味で、中身(本来部分)の修繕...ううん、もっと分かり易く言うと『改善』は施されていますのでご安心ください。
現状維持ありきの修繕なのです。
ですので、見た目の改善を望む場合は、先ずは、慎重に修繕プランを説明いたします

▲before

▲after

▲before

▲after

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▲after

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▲after

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▲after



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標高1377mの御朱印

なんて良いお天気なのでしょう!
今日は、 じいじ・私・息子3人揃っての初登山をしてきました。お義父さんは、登山チームを作って日本だけでなくヨーロッパの山々をアテンドするほどのエキスパート。
目指す山は、マイスター(義父)オススメの伊吹山。「ビギナーは先ず、山を愉しむことが大事」とマイスター。山頂手前まで車で行くことができ、そこから山頂を目指すので小さい子連れでも安心でした。登山道中は、マイスターから草花の名前や見渡す山々の名前を聞きながらで、気付けば山頂まであっという間。

軽快な足取りの息子。


山頂付近はとても良いロケーションで、観光地のような賑わいでした。


んっ、

ふと見渡すと、お寺さん…?
中を覗くとやっぱりお寺さん!何とも嬉しいサプライズ。伊吹山寺(いぶきさんじ)という天台宗の寺院で、早速参拝をし御朱印もいただきました。
御朱印には日付けも入るので良い記念になりました。

帰りは、池田山温泉に寄り身も心も温まり家路へつきました。
裏擦り

総裏をした掛軸を仮張りし、乾燥工程を経て最終の仕上げに入る前に掛軸の裏面へ『裏擦り』作業を施します。
この工程を入れることで、掛軸はより『しなやか』になり巻き解きのし易い掛軸になります。
工房に響き渡る数珠(裏擦り用)の音は、僕の心を良い意味で『無』にしてくれます。
この音のお陰で掛軸を仕上げる前の精神状態は、いつも良好です。
Instagramにて動画公開中!
↓ ↓
https://www.instagram.com/p/Bi6-yjEnRTh/?taken-by=shogetsudo_hyoso
染み抜き Vol.19
730日
GWのお客様

シックでモダンな印象の墨彩観音、僕が好きな観音様の一つです。
GWという貴重な休暇の合間に東京からお車でお越しいただいたご依頼主の満願納経軸(ご朱印軸)です。
岐阜という立地にも関わらず、遠方から松月堂へ足を運んでいただけることは、本当にありがたいことです。だから僕は、いつも精一杯の感謝の気持ちを込めて一所懸命おもてなしをします。
三年の月日をかけて巡られたご依頼主は、神社仏閣がとてもお好きなようで、表装(掛軸)に対する想いも自然と伝わってきました。
それもあってか、表装(掛軸)の拘りや成り立ちなど、色々と話し過ぎてしまったことは言うまでもありません。にも関わらず、興味を持って熱心にお聞きくださり、『楽しかった』と仰っていただき嬉しい限りです。
改めまして、西国三十三ヶ所霊場・満願おめでとうございました!



ご来店の際にお話できませんでしたが、番外に『比叡山延暦寺』でご朱印されていたんですね。
幼少の頃に行ったきりなので、是非丸一日かけてじっくり参拝したいお寺さんの一つです。