カテゴリ: 額装(和額・扁額)
WORKS vol.299(山田無文/妙心寺派第27代管長)
WORKS vol.291(山口誓子/俳句)
百福壽
金箔額装
WORKS vol.280(ヒロヤマガタ)
WORKS vol.268(頼山陽/蓬莱)
WORKS vol.267(愚公移山)
WORKS vol.262(中村淳子)
必然と偶発の境界
WORKS vol.261(竹栢動心)
夢
蛇の抜け殻

以前ご紹介した、蛇の抜け殻を『 ん 』+『 丸⇒円⇒縁 』のBLOGをご覧いただき、同じような『ん』の額を作ってほしいというご依頼があり、お仕立てした額装です。
大阪府よりお越しくださり、表具に使用する和紙や額縁の仕様など時間を掛けて取り合わせをお選びいただきました。
蛇の抜け殻と言えば『寿』が一般的ですが、実は前回の投稿以降多くの方に『ん』ご好評いただいております。

▲before(抜け殻の状態)





木龍と美脳
WORKS vol.248 僧侶 額装
古文書 額装修繕
いろは歌
海
WORKS vol.236(短歌・額装)
WORKS vol.234(短歌・額装)
Mori Bito(守人)
留め
WORKS vol.217(福山締法/清真)額装
鍛冶神図 掛軸 ⇒ 額装修繕
墨蹟 額装修繕
大和絵 額装修繕

大和絵(やまとえ)は、日本での絵画様式のひとつ。中国風の絵画「唐絵」(からえ)に対する呼称であり、平安時代に発達した日本独自の絵画のこと。「陸絵」「和絵」などとも表記され、「倭絵」「和画」と書いて「やまとえ」と読むこともある。『源氏物語絵巻』などの絵巻物に典型的に見られる。土佐派などの流派に受け継がれ、近代・現代の日本画にも影響を及ぼしている。狩野派は大和絵の伝統と、唐画の技法・主題を統合したと自称する。※wiki参照

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作家/不明 作品/大和絵
ご依頼主/大阪府
お地蔵様
染み抜き Vol.42(頭山満)
真
生きる
染み抜き Vol.41(藤田嗣治)
染み抜き Vol.39(龍)
ツートンカラー
蛇の抜け殻

『 ん 』です。
脱皮したての蛇の抜け殻を見つけると運気(金運・子孫繁栄)が上がると言われています。
蛇は、身の安全を守るために目立たないところで脱皮するから何処で脱皮するか判らない為、とても貴重なことなのです。
ご依頼主は、その貴重な蛇の抜け殻を玄関で発見された強運の持ち主です。
基本的に額装にする場合は『 寿 』や『 一本筋 』にすることがほとんどですが、ご依頼主夫婦にとってひらがなの『 ん 』にとても縁があるということから、『 ん 』+『 丸⇒円⇒縁 』と意味を繋げて表装させていただきました。
※丸には魔除けの意味があるという説もあります

表装前の状態

※後ほど保護用としてアクリルガラスを嵌め込んでいます




蛇の抜け殻/額表装
ご依頼主/岐阜県
余白
染み抜き Vol.36(美人画)
「 Tao~人生の通過点~ 」

「現在」・「過去」・「未来」を書で表しています。
とても穏やかなお人柄で、非常に豊かな表現をされる書道家のはるさんの作品です。
僕の心はこの作品だけで虜になってしまいました。
来たる11月22日(金)~24日(日)まで、名古屋市東区にあるEnne_nittourenさんで自身初の個展をされるにあたって額装を松月堂でさせていただいております。出店数は、現時点でおよそ20点ほどの予定で、そのどれもが創造的で深い意味が詰まっており、何より書のデザイン性に圧倒されてしまう作品ばかりです。
ちなみに僕は、お世辞が嫌いな性格です。
そんな拘り気質の僕の仕事を書道家はるさんに深く理解していただけていることはとても光栄なことです。
はるさんの素敵な作品を多くの方にご覧いただけることを一ファンとして願っています。
是非、書の世界に触れてみてください。きっと楽しい世界が広がっていますよ。
※22日(金)は、はるさんの書道パフォーマンスもございます



詳しくは クリック→Enne_nittouren





志と愛
一年越しのクワガタムシ
小松宮彰仁親王の書

この写真は、ご依頼品を預かった際の状態です。
おそらくこの状態が改善されるイメージが湧かない人が大多数と思われます。
それとは裏腹に、僕には明確なイメージが湧いていました。
もちろん最善を尽くす為に、時間をかけて幾通りの修繕プランを用意します。そして、工程が進むごとに都度最良のプランを選び修繕しています。

本紙はバラバラかつ脆いので、取り扱いはとてもデリケートです。
既存のパーツ(本紙)は、全て生かします。



額装の土台にある本紙も下記写真の様に解体(取り外し)していきます。
非常に繊細な作業が続きます。


バラバラになっていたメインの本紙を元の配置へと仮合わせしています。
※後ほど一旦ばらし、修繕作業・補強作業を施したら裏打ちをします

修繕を終えた本紙は、この通り良好な状態へと変貌を遂げました。
元々欠損していた部分は、既存の本紙の色味の中で一番薄い色味よりもワントーン薄い色味で補紙しています。これは作為的に行ったのですが、話すと長くなりますので割愛します。





書:小松宮彰仁親王(日本赤十字社総裁)・額装修繕(修理修復)
ご依頼主:岐阜県
WORKS Vol.62(色紙額)
WORKS Vol.51
WORKS Vol.48
染み抜き Vol.16
金箔・GAKUSO(額装)
染み抜き Vol.14
『無尽蔵』
いくら取ってもなくならないこと。限りがないこと。
この言葉をきくとどうしても、欲・煩悩がちらついてしまいます。
あぁ、無情、、
さて、額装の修繕及びシミ抜きのご依頼です。
修繕(修理修復)をする際には、基本的に額の下地・額縁は新調します。
余程の状態の良い額下地でない限りは、修繕した作品に悪影響が出る恐れがあるからです。
また、状態の良い額下地であった場合でも補修処置を行い新品同様の製品まで仕立て直しします。
そうすることで、作品を良好な環境で保存することができるのです。
※アクリルガラスは必須です

▲before

▲after

▲before

▲after

▲before

▲after
今回のアクリルガラスは、ご依頼主のご希望で反射防止加工されたものを使用しました。
通常のアクリルガラスと比べるとその差が分かります。
いくら取ってもなくならないこと。限りがないこと。
この言葉をきくとどうしても、欲・煩悩がちらついてしまいます。
あぁ、無情、、
さて、額装の修繕及びシミ抜きのご依頼です。
修繕(修理修復)をする際には、基本的に額の下地・額縁は新調します。
余程の状態の良い額下地でない限りは、修繕した作品に悪影響が出る恐れがあるからです。
また、状態の良い額下地であった場合でも補修処置を行い新品同様の製品まで仕立て直しします。
そうすることで、作品を良好な環境で保存することができるのです。
※アクリルガラスは必須です

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▲before

▲after
今回のアクリルガラスは、ご依頼主のご希望で反射防止加工されたものを使用しました。
通常のアクリルガラスと比べるとその差が分かります。