カテゴリ: 掛軸(軸装)
WORKS vol.301(谷耕月/歩歩是道場)
谷耕月/歩歩是道場 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.300(蓮如上人/仏画)
蓮如上人※裏面 掛軸修繕(修理修復)
蓮如上人 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.298(徳不孤必有隣)
WORKS vol.297(渡辺華水/虎図)
染み抜き vol.50(渡辺華水/虎図)
WORKS vol.295(久保田万太郎/俳句)
WORKS vol.293(親鸞聖人/仏画)
親鸞聖人 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.292(仙厓義梵/福禄寿)
仙厓義梵/福禄寿 掛軸修繕(修理修復)
WORKS vol.290(十一面千手観音立像)
日置路花 軸装

長野の善光寺近くにある、夏至(gallery&shop)店主の宮田さんから日置路花さんの書を軸装にしたいとご相談を頂いたのは、昨夏のことでした。
所有者と作者の想いを汲み、飾らない表具にしました。

書/日置路花 ※表装前の状態


以下は、この度の軸装に加えて製作動画とキャプションを私なりにまとめたものです。
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production video full ver.(製作動画)
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表具
この文字からは、見栄えや華美な装飾といった表層的なことを連想してしまうだろう…。
しかしながら、それは些か安易である。
ここ数年、私は表装美という言葉を意識しているが、ここで言う『美』は、表具の構造美や機能美といった一見では理解しがたいものであり、時間を掛けて説明するに他ならない。
私の求めている表具は、書や絵画を表装技術を持って下支えする事が第一本命で、表具の取り合わせ(デザイン)というものは、不自然でなければ良しであり、超絶技巧とも無縁である。
例えば、軸装することで本紙(作品)の未来は、数百年先まで残すことが可能だが、取り合わせ部分は、修繕の都度潔く新しくするものであり基本的には残らない。
本紙の経年変化に合わせて、やはり不自然でない取り合わせをし、維持させていく。
表具することは、決して大袈裟なことではなく所有者・作者の想いを手助けする、御用聞きのような位置付けとして理解してもらえると幸いである。
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【日置路花 軸装 -Jikuso-】
寸法 -detail-
・幅:二尺四寸×高さ:三尺二寸/W:727㎜×H:970㎜
素材-material-
・綿/cotton
・麻/linen
・正絹/silk
・和紙(純楮紙)/washi
・檜葉/wood
・銅/copper
・正麩糊(小麦粉澱粉)/japanese paste