カテゴリ:巡礼(額装) > 額装(横)
WORKS vol.218(西国三十三ヶ所霊場・額装)
WORKS Vol.193(坂東三十三ヶ所霊場・額装)
WORKS Vol.179(秩父三十四ヶ所霊場・額装)
WORKS Vol.162(西国三十三ヶ所霊場・額装・御詠歌)
WORKS Vol.158(四国三十六不動霊場・額装)
WORKS Vol.113(役行者霊蹟札所・額装)

皆さん、役行者霊蹟札所をご存知ですか?
ちなみに『えんのぎょうじゃれいせきふだしょ』と読みます。恥ずかしながら、僕も数年前に知りました。
役行者霊蹟札所は、修験道の開祖とされる役小角(役行者)ゆかりの三十六寺の霊場巡礼であり、2001年(平成13年)の役行者1300年遠忌を機にして設立されたようで、通常の霊場巡礼と異なり、札所番号は定められていないそうです。
詳しくは、公式サイト ⇒ 役行者霊蹟札所会 をご覧ください。
※仕立ての構造上、アクリルガラスを入れた状態で撮影しています










役行者霊蹟札所/額表装
ご依頼主/大阪府
WORKS Vol.91(秩父三十四ヶ所霊場・額装)
日本百観音霊場・額表装
四国八十八ヶ所霊場・御影札額装
WORKS Vol.78(坂東三十三ヶ所霊場・額装)
本紙と表具と相性と

表具は、本紙(作品)の引き立て役であること。
それは、巡礼表装でも同じことです。
だからカタログ通りの表装では、本紙に申し訳ない、、
ご朱印・観音様とご依頼主の好みをブレンドし、表現することが表具師の務めです。
『いい仕事をします』の技術的な部分は当然のことで、それ以外に職人としてどれだけご依頼主にご満足いただけるかが、とても重要なのです。


観音様のお衣装の色味に合わせて、大縁・小縁(マット部)と額縁を選定します。
そうすることで、相性の良い表具になり、自然と品が出てきます。
最初から決まりきった表具では、アンバランスで無理やり服を着させられた残念な額装になってしまいます。




うん、カッコイイ表具です。
西国三十三ヶ所霊場・額装
ご依頼主・三重県