カテゴリ: 巡礼ラボ

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昨日、ご紹介したご朱印帳を掛軸にするため、バラしました。
バラして並べただけなのに、ご朱印の持つ魅力なのか、うっとりするほど美しい。

これから、良質な仕上がりになるよう色々な下処理(工夫)を施していきます。
手間を掛ける作業は、僕の得意技です!
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「ネットを見て来たんですが、掛軸や額に本当に表装できますか?」
「はい、もちろん出来ますよ~」
先日、ご来店いただいたご依頼主のご朱印帳です。

「額の場合、基本的に掛け替えるというよりは、掛けたままが多いですね。」
「掛軸の場合は、コンパクトに収納できるので、掛け替えることが基本ですね。」
つまり、用途に合わせてどの表具にするかが重要です。
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憧れの御詠歌。
先日、愛知県からお越しのご依頼主の満願お軸(納経軸)です。
通常のご朱印と比べると柔らかい表情が特徴で、二度目以降の西国巡礼をされる方に多く見られます。
僕も二度目は、御詠歌で巡りたいです。未だ、一巡目ですが、、、
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ご朱印帳を掛軸にしたいというご相談で、滋賀県からご来店されたのが一年前。
西国三十三ヶ所霊場を満願(結願)され、本日再びのご来店。
僕にとってこんなに嬉しいことはないです!
なんだか親心のようです。
西国33ヶ寺・華厳寺2ヶ寺・番外5ヶ寺の合計40ヶ寺のご朱印を一つの本紙にし、掛軸へと形成していきます。

ちなみに一般的なご朱印帳(納経帳)を品質の良い掛軸にするのは、非常に困難であり高度な技術が必要です。なぜなら、一般的なご朱印帳は、掛軸表装する為に製品化させたものではないからです。松月堂の独自の技術だからこそ『しなやかな掛軸』を表現できるのだと自負しています。

ご興味のある方は、僕(四代目)に聞いてくださいね。
拘りをいっぱい話すと思いますよ(笑)
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表具は、本紙(作品)の引き立て役であること。
それは、巡礼表装でも同じことです。
だからカタログ通りの表装では、本紙に申し訳ない、、

ご朱印・観音様とご依頼主の好みをブレンドし、表現することが表具師の務めです。
『いい仕事をします』の技術的な部分は当然のことで、それ以外に職人としてどれだけご依頼主にご満足いただけるかが、とても重要なのです。
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観音様のお衣装の色味に合わせて、大縁・小縁(マット部)と額縁を選定します。
そうすることで、相性の良い表具になり、自然と品が出てきます。

最初から決まりきった表具では、アンバランスで無理やり服を着させられた残念な額装になってしまいます。
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うん、カッコイイ表具です。

西国三十三ヶ所霊場・額装
ご依頼主・三重県




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五年前に松月堂で納経軸をお求めになられたお客様が、愛知県からご来店されました。
満願の百観音が2幅!凄いっ!そして、羨ましい!
仲の良さがとても伝わる母娘で、『楽しみながら巡礼されたんだろうなぁ』というのが伺えます。お母様と娘様と談笑しながらの表装のご案内は、終始和やかな時間でした。やっぱり、直接お話し出来ることは貴重なことですね。
改めまして、百観音霊場・満願おめでとうございました!




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記念の年(平成26年)に頂くことのできた貴重なお札×88枚です。
これを一枚一枚裏打ちを施し、丁寧に切り継ぎをし、一つの本紙(作品)にします。
今回は、このお札を掛軸に仕立てます。




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ここ数年お問い合わせのある、無地の納経軸です。
基本的には、中央にお大師様・観音様・名号があるのですが、この納経軸は無地です。

ご購入された方の事例としては、ご自分で観音様や名号を描(書)かれたり、
お知り合いのお寺様や作家さんにご依頼されるようです。
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百観音のご縁が例年に比べると多くなっています。
写真の御影札(お札)は、ご依頼主が西国三十三ヶ所・坂東三十三ヶ所・秩父三十四ヶ所で頂いたものです。各お札は一枚一枚、サイズ・紙の『厚み・素材』が異なります。
これを一つの作品にまとめお仕立てするのが今回のご依頼。
難易度の高い仕事は、ワクワクが止まりません、、
さぁ、 頭をフル回転させるとしますか。
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霊場ごとにサイズが異なります
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よ〜く見てください、西国三十三ヶ所霊場だけでもこんなにバラつきがあるんです




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昨日、三重県からお越しいただいたご依頼主のご朱印軸(納経軸)×2幅です。
第三十三番・華厳寺さまにて満願(結願)になられた後、松月堂へ立ち寄ってくださいました。
松月堂のWebを何度もご覧いただいていたようで、嬉しい限りです!
満願までの月日は10年掛かったそうで、そんな貴重なご朱印軸とご依頼主に出会えるのは、本当にありがたいことです。
昨日(平成29年10月11日)は、「大安ですね」と伺うとご依頼主はご存知なかったようで、感激されていました!『持ってますね~』凄く素敵な日になって良かったです。

改めまして、西国三十三ヶ所霊場・満願おめでとうございました。




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この風鎮は、12年以上前に仕入れたものです。
私(四代目)が、四国八十八ヶ所を満願した12年前から風鎮の取り扱いを一切辞めました。
表装を知れば知るほど、掛軸を仕立てれば仕立てるほど、風鎮は不必要なものだと知りました。

はっきり言います、、『 風鎮は、掛軸本来の機能美を著しく損ねています 』

皆さん、重要文化財として美術館に展示されている掛軸に風鎮が掛かっているものを見たことがありますか?
茶室に掲げられている掛軸に風鎮が掛かっているものを見たことがありますか?
そうです、ないのです。
なぜなら不必要だからです、、、


①掛軸の美(見栄え)を考えた時、然るべき表具師は、風鎮のことを考えて表装しません

掛軸は、本紙(作品)を主軸に、周りの表具(裂地)・軸先・軸紐の取り合わせをします。従って、トータルバランスを考えられた掛軸に風鎮を掛けることは、アンバランスを起こすことになるのです。掛軸の格好良さが半減してしまいます。


②掛軸(表具)は、鑑賞品であると共に保存のことも考えられているのです

風鎮を持ってみれば分かりますが、重いです。こんな重いものが軸先部分にずっと掛かっているのは、問題(異常)です。常に負担を掛けていることになります。よって掛軸の劣化・破損の要因となることは明確です。今すぐにでも辞めていただきたいです。保存技術を考慮して仕立ててある掛軸へは悪影響しかありません。


③よくある風鎮の安易な知識とコマーシャル

『風鎮を掛けると掛軸が安定するよ』
風鎮を掛けないと安定しない掛軸は、良い掛軸ではありません。
本当に良い掛軸は、風鎮の重さを利用しなくても、しっかり安定して掛かります。

『風鎮を掛けることを前提に、掛軸を短く仕立てます』
本末転倒なことです。風鎮の為に表具のバランスを崩すことは、表具師としてお勧めできません。

『特典で風鎮をプレゼントします』
掛軸への思いやりが欠けています、、悲しいことです、、、




少々、厳しい内容になってしまいましたが、
掛軸を思うが故、ということでご理解いただければ幸いです。




美しくご朱印を頂くためにはコツがあります。
この説明は、ご朱印帳(納経帳)にも応用できます。
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ご朱印(納経)を頂いたら、周りの参拝者に配慮しながら乾かすスペースを確保します。

★ドライヤーで乾かすコツ★
①重し(角材)を使い、お軸(納経軸がクルッとならないように注意してください
※重し(角材)は、各納経所に置いてあります
②ご朱印から20~30㎝離してください
③風は、一点集中ではなく左右上下に振ってください
④天候にもよりますが、風を当てる時間は1分位が目安です
⑤夏場は送風で、春秋冬(雨天)は温風が適当かと思います

※ドライヤーが無い場合は、扇子があると便利です(無い場合は、手うちわ)




★ご朱印が乾いたかを『安全』に確認する方法★
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①ティッシュを優しくご朱印の上に乗せます
②手のひらで優しくティッシュを抑えます
③ティッシュに墨・朱肉が付かなければOK!です

しかしながら、上記の全工程は混み合っている時は、気を使います。
それも一興なので、仕方ないと思うしかありませんが、
ゆっくりマイペースが良い方は、以下をお勧めします。

☆平日に参拝する
☆早朝・お昼時・夕方に参拝する
☆雨天の日に参拝する
☆行楽シーズンを避ける




★お軸(納経軸)の巻き方★
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お寺にある『あて紙』を先ず、絹地の下に入れます
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もう一枚をご朱印の上に優しく載せます
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お軸を柔らかく巻いていきます、あまり強く巻かず緩くで大丈夫です。
強く巻きすぎると、ご朱印が滲んだり・お軸を傷める可能性がありますので、注意してください。

お軸にも心にも余裕が大切ですね。




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ちなみに僕は、お軸をリュックに入れるので、ナイロンケースの紐は邪魔なので外してます。




作っちゃいました!

西国巡礼を楽しく、オシャレに、家族で、を考えてたら、
白衣の代わりに白いTシャツを着たいっ
でも、『デザイン』も『意味』もピンと来ないTシャツばかりだったので、、、
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PILGRIM(巡礼) Return safely for you(あなたの為に、無事に帰る)

 

僕(四代目)がデザインしたTシャツです。

 

白を纏う(まとう)

白衣(びゃくえ)の代わりに

 

日本全国・全世界に巡礼の地がある

色んな思い・願いを胸に皆が巡礼する

だけど、いつもあなたの無事を願う人がいる

『あなたの為に、無事に帰る』

巡礼の輪(わ)が、皆に広がれ

そんな世の中は、きっと豊かである

巡礼の輪(わ)が、笑顔をつくる

あれっ、Tシャツの文字が笑顔(スマイルマーク)に見えてきた!

 

さぁ、あなたのPILGRIM(巡礼)を始めましょう! DSC05589 (2)
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雨の園城寺(三井寺)
2日目は、あいにくの雨となってしまいました。
子連れの参拝は、避けたくなるほどの雨量、、しかも雨対策は怠っていました。
朝イチの時点で、予定を変更しようか迷いましたが、これも修行、雨の参拝対策と思い決行です。
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子連れの場合は、大人も子供もカッパがあると便利です。
また、園城寺のように本堂まで遠く、石階段・砂利道が多い条件には、普通の靴は濡れてしまいます。
長靴も良いのですが、滑りやすい石階段の上り下りは少々危険です。
一番のお勧めは、トレッキングシューズですね。
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▲第十四番・園城寺(三井寺) 2017年10月2日
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今日は、一日雨です
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元慶寺のひっそりとした雰囲気が好きです
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▲番外・元慶寺 2017年10月2日
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時計を見れば、もう13時近くっ
かなり時間を要しましたが、雨の日にしか味わえない巡礼がありました。
さて、休憩しましょう~
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元慶寺さんから車で十数分。
気になっていた京都にあるKaikado Cafe(カイカドウ カフェ)
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心から癒されました
やっぱり『良いものは良い』
ここには、『本質』がありました




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無事に帰ってくることができました。
ありがとうございました。



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ようやく第2回西国巡礼です!子連れ旅の日程調整は、なかなか大変です、、
10月1、2日に4ヶ寺参拝してきました。
晴天に恵まれた初日は、とても行楽日和となり山の音・景色、お寺の匂い・ロケーションをゆっくり味わうことができました。
予期せぬ子供の行動(アクシデント)のおかげで、滞在時間は長くなるので色んな発見ができます。
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車でパワーを温存していた息子は、もう手が付けられません。
周囲の目を気にしながら、小声で言い聞かせます、、
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▲第十二番・正法寺(岩間寺) 2017年10月1日
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日曜日ということもあり、参拝者は結構いました。




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石山寺は、アクセスもよく好立地のため、参拝者や観光客もおり賑わっていました。DSC05457


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お兄ちゃんしてます
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手のお清めには、作法があります。
①先ずは、右手で柄杓を持ち左手にかけ
②持ち替えて、右手にかけます
③そのまま、右手に水を貯め口も清めます
④最後に両手で持ち、柄杓に残っている水を持ち手にかけ洗います
※今度、写真に収めておきます
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▲第十三番・石山寺(岩間寺) 2017年10月1日
僕の中で、西国で一番カッコいいと思っているお寺です。
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子供と階段を数えながら登ると、疲れも忘れ楽しいです!
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美しいフォルムの多宝塔
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数えながらゆっくり下ると安全です
数を数えて、100に差し掛かると息子が、、
「96、97、98、99、、ワンハンドレット!!」
いきなり英語でビックリしました!
皆で大笑いですっ
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参拝を終えると、お昼になったので石山寺の駐車場に連なるお食事処で蕎麦を食べました。
美味しかったです。




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午後からは、どうしても行きたかった佐川美術館へ!
『平山郁夫・文化往来』と『百花繚乱・浮世絵十人絵師展』を見てきました。
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子供には少々退屈だったかな、、、
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宿泊先で、ご朱印の確認と墨と朱肉の乾燥をさせています。
ちょっとした気遣いで掛軸は、より美しく仕上がるのです。




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88枚の御影札(お札)、カラー御影(大師様)、御宝号(南無大師遍照金剛)全てに下処理をし丁寧に一枚一枚裏打ちを施しています。また、この90枚の本紙は一枚一枚個性があり、紙の素材・厚みも異なります。だから同じ下処理・裏打ちをしても良い仕上がりになりません。

『やる限りは完璧に』

これが僕のモットーなので、手間と時間が掛かっても90枚全てを同じ条件に仕上げるようにしています。そうなってくると、自ずと屏風下地の精度・屏風の縁取り(化粧)仕上げ・屏風縁の仕上げも同じように拘ってしまいます。

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美しい筋廻し仕上げを施しています
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チリ落とし仕上げ部分の柄を合わせています。これは表具師の技の一つです
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良い屏風は、あらゆる個所の角(隅)がとても美しい

【表装仕様】
 ●下地:(白)杉材組子下地(和紙重ね張り本格下地)
 ※粗悪なべニア下地やボール紙下地ではございません
 ●屏風縁:加州塗り・黒艶消し(無双仕上げ)
 ※表面に釘を見せない仕立て
 ●蝶番:手漉き和紙蝶番(純楮紙)
 ●縁取り:表装裂地・正絹西陣織
 ●表面:本鳥の子和紙:無地
 ●裏面:高級シルケット:紺色




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右上から
①【数珠】
②【白いTシャツ】上部はなるべく白を心掛けています
③【iPad】ブログ更新のためです
④【輪袈裟】
⑤【線香・ロウソク・マッチ】無印のペンケースがピッタリ
⑥【散華袋】チャック付ポリ袋が便利です
⑦【納め札】予め、日付・住所・氏名を記入します
⑧【納経帳】リュックに入れる際は、手ぬぐいで包みます
⑨【納経軸】付属のナイロンケースへ収納します
⑩【スニーカー】自分に合った歩き易い靴を探しましょう
⑪【真空管ボトル】夏の水分補給に、冬はあったかいお茶を
⑫【キャップ】強い日差しを避けるためですが、お参りする際は脱ぎます
⑬【バックパック】子連れのため両手が自由は必須です
※ガイドブックがあると便利です

西国のどこかで僕を見つけたら、声掛けてくださいね。




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参拝手順の中に、納め札を納める作法があります。
お寺に参る日付・住所・氏名を納め札に予め記入して、本堂脇にある納め札箱へ納めることです。
もともとは、木札を本堂の柱や天井に打って(奉納)いたことから 「札を打つ」と言い「〇〇札所」と呼ぶようになったそうです。

充実した巡礼をするには、旅支度と共に心の準備(作法や歴史を学ぶこと)をすることも大切なことなんです。

皆さんも心に余裕をもって巡礼を楽しみましょう〜
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ガイドブックを読み込むのも楽しいですよ。
※この3冊は、何度読み返したことか、、、




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ちょっと大きめの納経帳(ご朱印帳)巾:18㎝×高さ:25㎝程度。
屏風にすると、迫力のある作品に仕上がります、、
そして、なぜかモダンな印象も、、
これにはちょっとしたテクニックがあるのです。

通常、仏表装や仏具という類いは、重厚感を保たせることが多く、特に屏風はそうなりがち。
一枚一枚のご朱印が大きく数が多いので、重厚な装飾は、クドく見えてしまいます。 
黒塗り艶消しの屏風縁に、あっさりめの工芸和紙、それを幾何学的に配列する単純さが、いつの間にかお洒落でモダンさを演出してくれるのです。

また、ご朱印には全て金茶の筋廻しを施しています。
そうすることで、ほんのり品格が増します。

表装は、時に数学なのです!
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年に数回、保存管理を兼ねて鑑賞しています。
掛軸は、掛けっ放しも仕舞いっ放しも良くありません。
定期的に掛軸も桐箱もリフレッシュ(空気の入れ替え)してあげることが大切です。
ほんの少しの手間を掛けてあげるだけで、掛軸は良好な状態を長く保つことができるのです。
掛軸を見ながら当時の思い出に浸るのも乙なものです。
車遍路7泊8日旅、今でもよく思い出します、、

ちなみに僕の掛軸は、12年経っても優美でしなやかです。
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四国八十八ヶ所霊場は、絶対にもう一度巡りたいっ!




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Amazonだけでなく、松月堂でも納経軸販売してます
四国八十八ヶ所、西国・坂東・秩父、不動尊霊場、七福神、etc...

本日は、愛知県名古屋市からお越しのお客様より日本百観音霊場の納経軸をお買い求め頂きました。
巡礼を始める前に、お客様とお話しできることはとても嬉しいことです。
巡礼のお話しはもちろん、良い掛軸にしていただく為のマニアックなアドバイスもいっぱいいたしますよ。




巡礼(西国巡礼)から帰宅をしたら、先ずは納経軸をゆっくり丁寧に広げ、陰干ししましょう。
理想は1週間位ですが、宿泊先の場合でも夜から朝にかけて陰干しすることをオススメします。
陰干しの目的は、墨と朱肉を乾燥させ綺麗に絹本に定着させることです。
また、当て紙を早い段階で取り除くことにより、紙の繊維がご朱印にこびり付くのも防げます。
これを巡礼の度に繰り返すことで、美しい納経軸が出来上がります!

そして、納経軸を収納する(巻く)際はあまり強く巻かないでください。
本紙(絹本)を傷めたり、ご朱印が滲む場合があります。
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今日から西国三十三ヶ所霊場・巡礼を始めました!
家族で西国を巡るのは、私の長年の夢でした。
私は、四国八十八ヶ所霊場以来の12年ぶり。
妻・息子(3歳)・娘(10ヶ月)にとっては、初めての巡礼。

西国巡礼を通して、日本の歴史や文化・各地の素晴らしい景色や出会いを子供達が
学び経験し、家族にとってかけがえのない旅となればと思います。

おそらく、長い長い旅になると思いますが、
息子が20歳になるまでに満願できたらな〜と思っています。

家族4人の珍道体験記、これからも楽しみにしててくださいね!
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納経軸納経帳(ご朱印帳)で納経を頂くことにしました。
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第三十三番・華厳寺 2017年8月14日
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幼い子供達と巡るのは、大人だけより時間が掛かります、、
時間には余裕を持って。
無理な遠出はしないように近場からゆっくり、巡る予定です。
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納経代は、納経軸は500円・納経帳(朱印帳)は300円です。
ちなみに華厳寺では、過去・現在・未来を意味する3種類の納経が頂けます。
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何とも迫力のある巾広の百観音(納経軸)、、
満願の納経軸へ心から敬意を称します。
※ちなみに百観音霊場を満願することは私の将来の夢です。

さて、松月堂のご依頼主は皆さん同様にして、巡礼・表装にとても熱心な方ばかりです。
今回のご依頼主も何度もお電話を重ね、ご依頼をいただきました。
私の表具師(職人)魂をご理解いただけるご依頼主に出会えることは本当にありがたいことです。

よしっ、今回も愛情込めて表装させていただきます! 
乞うご期待、、、




調べてみました!
茨城県坂東市弓田にある、弓田不動尊・慈光寺というお寺の通称がポックリ不動尊なのです。

不動尊を信心すればその念願が阿弥陀如来にまで届き、殊(こと)に臨終の際はポックリと眠るように大往生ができるという信仰が広まったことに由来するのだそうです。
※慈光寺さまの案内看板引用
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