カテゴリ: 巡礼(軸装)

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憧れの御詠歌。
先日、愛知県からお越しのご依頼主の満願お軸(納経軸)です。
通常のご朱印と比べると柔らかい表情が特徴で、二度目以降の西国巡礼をされる方に多く見られます。
僕も二度目は、御詠歌で巡りたいです。未だ、一巡目ですが、、、
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五年前に松月堂で納経軸をお求めになられたお客様が、愛知県からご来店されました。
満願の百観音が2幅!凄いっ!そして、羨ましい!
仲の良さがとても伝わる母娘で、『楽しみながら巡礼されたんだろうなぁ』というのが伺えます。お母様と娘様と談笑しながらの表装のご案内は、終始和やかな時間でした。やっぱり、直接お話し出来ることは貴重なことですね。
改めまして、百観音霊場・満願おめでとうございました!




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昨日、三重県からお越しいただいたご依頼主のご朱印軸(納経軸)×2幅です。
第三十三番・華厳寺さまにて満願(結願)になられた後、松月堂へ立ち寄ってくださいました。
松月堂のWebを何度もご覧いただいていたようで、嬉しい限りです!
満願までの月日は10年掛かったそうで、そんな貴重なご朱印軸とご依頼主に出会えるのは、本当にありがたいことです。
昨日(平成29年10月11日)は、「大安ですね」と伺うとご依頼主はご存知なかったようで、感激されていました!『持ってますね~』凄く素敵な日になって良かったです。

改めまして、西国三十三ヶ所霊場・満願おめでとうございました。




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『百観音の奇跡』

百観音霊場に限ったことではないのですが、やっぱり百観音霊場のパワーは凄い!
百ヶ寺を超えるご朱印を目の当たりにすると、それだけでご利益をいただいているような気がしてしまいます。
東日本~西日本に渡って霊場(西国・坂東・秩父)を巡ることはとても大変なことで、それを満願し無事に終えられたことは実は、ものすごく貴重なことなのです。

もともと巡礼とは、険しい道のりや様々な困難を乗り越えて『自分や誰かのために』命がけで巡ることなのです。死ぬ覚悟で臨むから白衣を纏う(まとう)のです。

現代では色々と便利になってしまった為、少々大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、
僕は、巡礼を無事に満願出来ることは、とても幸運なことであり奇跡だと思っています。

全国に様々な霊場がある奇跡
それを守る人がいる奇跡
巡礼を知った奇跡
巡礼を始めようと思った奇跡
自分や誰かの為にと思った奇跡
参拝をしてご朱印をいただいた奇跡
大切な人が達成できなかった巡礼を継承した奇跡
無事に満願成就できた奇跡
そして、僕の所へ依頼してくださった奇跡

奇跡の賜物なのです。
巡礼にはそれぞれの奇跡のドラマがあるのです。

だから、その奇跡を背負い受け止める表具師の仕事は、とても重大なのです。
僕の仕事はそういう仕事なのです。

世の中の何人の表具師さんが、それを理解しているだろうか、、、
時々違和感を感じます、、、
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本金特上正絹(西陣織)使用
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表装形式:真の真(最も格式のある仏表装)
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本金鍍金・高級透かし八双金具
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本金鍍金・高級透かし金軸
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加州塗り・高級二重桐箱
高野山奥の院・箱書き

日本百観音霊場・掛軸表装
ご依頼主・東京都




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秩父三十四ヶ所霊場・掛軸表装
ご依頼主・埼玉県

お値打ちな略式仏表装もご好評いただいております。
略式とは言っても、掛軸の精度は高品質です。
もちろん全て手仕事で、手間と時間を掛けています。




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掛軸は、表具の色味によって大きく印象を変えることができます。
故に、本紙(ご朱印軸)と表具のバランスを気をつけないと、残念な掛軸になってしまいます。
ご依頼主の好みと僕のスパイスで本紙に相応しい、表具の取り合わせをすることが一番の理想です。
だから、表装カタログ通りの掛軸は、機械的に見えてしまいがちです、、、
今回の掛軸は、ご依頼主の奥様の好みと表具のバランスがとても合った、品の良い仕立てになりました。
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朱印帳(納経帳)を掛軸にするには、掛軸の構造を深く理解し、和紙の厚み・柔らかさ・特徴を正確に捉える手先の感覚が大切です。それが、仕上りの良し悪しに直結します。
通常の朱印帳(納経帳)は、厚みのある和紙ですので、そのままでは良い掛軸にはなりません。
なぜなら、掛軸は、薄くて・丈夫で・しなやかが基本なので、朱印帳の和紙の厚みは具合が悪いのです。
※もちろん各々の朱印帳により、サイズ・料紙の素材も異なります

松月堂独自の技法で、そのハンディキャップをなくし、良品な掛軸へと仕上げていくのです。
その時に手先が覚えたあらゆるデータ解析がものを言います。
※正直なところ、そこまで細かいことを考えている表具師さんは、いないんじゃないかと思うくらい拘っています
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坂東三十三ヶ所霊場・御朱印帳・掛軸表装
ご依頼主・京都府京都市




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年に数回、保存管理を兼ねて鑑賞しています。
掛軸は、掛けっ放しも仕舞いっ放しも良くありません。
定期的に掛軸も桐箱もリフレッシュ(空気の入れ替え)してあげることが大切です。
ほんの少しの手間を掛けてあげるだけで、掛軸は良好な状態を長く保つことができるのです。
掛軸を見ながら当時の思い出に浸るのも乙なものです。
車遍路7泊8日旅、今でもよく思い出します、、

ちなみに僕の掛軸は、12年経っても優美でしなやかです。
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四国八十八ヶ所霊場は、絶対にもう一度巡りたいっ!




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手前味噌ですが、松月堂の本金表装(掛軸)は品が良い。
ただ豪華で派手でコテコテしないように計算しているからです。
品良く洗練された掛軸は頭の先から足の先まで美しい。
自分で仕立てながら、うっとりしてしまう程です。

もちろん、見た目だけでなく作業工程・材料・品質にもとことん拘っています。
細部まで一切妥協は許しません。
※これは全ての表具に共通します。
だから、仕上がりも優美でしなやかなのです。

ちなみに私は、表具オタクでもある、、 
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真言宗十八本山・掛軸表装
ご依頼主・東京都小平市




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何とも迫力のある巾広の百観音(納経軸)、、
満願の納経軸へ心から敬意を称します。
※ちなみに百観音霊場を満願することは私の将来の夢です。

さて、松月堂のご依頼主は皆さん同様にして、巡礼・表装にとても熱心な方ばかりです。
今回のご依頼主も何度もお電話を重ね、ご依頼をいただきました。
私の表具師(職人)魂をご理解いただけるご依頼主に出会えることは本当にありがたいことです。

よしっ、今回も愛情込めて表装させていただきます! 
乞うご期待、、、




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秩父三十四ヶ所の御影札サイズは、バラバラなんです、
サイズ以外にも【紙の厚み・紙の種類】もバラバラなんです、、
そんなバラバラの御影札を一つの家族(チーム)にまとめるのが私の仕事なんです!
この技術は、結構自慢したいんです。
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秩父三十四ヶ所霊場・御影札・掛軸表装
ご依頼主・栃木県小山市




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ご朱印帳を掛軸にするのは、とても高度な技術を要します。
和紙の厚み調整・サイズ調整・滲み止めの下処理・繋ぎ合わせる技術 etc...
そんな私の気持ちとは裏腹に、ご依頼はしばしばございます。

でも、仕上がった掛軸(ご朱印帳)は、迫力があり幾何学的に並んだ朱印はなんとも美しい。

好きな掛軸です。
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坂東三十三ヶ所霊場・御朱印帳・掛軸表装
ご依頼主・茨城県下妻市




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西国三十三ヶ所霊場・掛軸表装
ご依頼主・三重県津市




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北関東三十六不動尊霊場・掛軸表装
ご依頼主・東京都千代田区




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んっ?
ポックリ不動尊!? ※ 全体写真の最下段の左から二番目



 

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