カテゴリ: 巡礼(軸装)

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西国三十三ヶ所霊場・満願軸です。
先日、石川県金沢市から突然のご来店でした。
元々、2018年の4月に松月堂オンラインストアよりお求めいただいた納経軸で、無事に満願になった際には、直接お願いに伺いたかったと仰っていました。
職人としてとても嬉しいお言葉です。

僕にとって満願の納経軸は、里帰りに来た子供のような存在です。
できる限りの愛情で一所懸命お仕事させていただきますね。

余談ですが、突然のご来店も大変ありがたいのですが、当方職人作業中や出張の場合が多々ございますので、できれば事前のご連絡をお勧めいたしております。

今回は、運よく応対できましたが、ご来店のお客様には、精一杯のおもてなしをしたい性分ですので、ご理解いただけますと幸いです。




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亡き奥様と巡礼を始めたのが全ての始まりです。
それから様々なことがあり、500ヶ寺を超えるご朱印を掛軸で集められ、今も全国へ巡礼をし、お経を唱えているのです。ちなみに加藤さん(上写真中央)の唱えるお経は、お寺のご住職も驚かされるくらいの素晴らしいものなんです。また、加藤さんは人間的魅力がいっぱいのお方で、男として憧れる存在です。

↓↓中日新聞に二度掲載されました↓↓
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来年の1月頃まで、一般公開しておられますのでご興味のある方は、是非伺ってみてください。
とても気さくで明るい加藤さんの貴重な巡礼のお話も聞けますよ。
今現在、何かに行き詰っている方にもおすすめです。
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右側の二幅は、僕が表装させて頂いた掛軸です。
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先日家族4人でお邪魔しました。




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昨年末、福島県からご来店いただいた、ご依頼主Mさまがまたまた満願の百観音を携えご来店いただきました。前回は、御詠歌の百観音で今回は通常のご朱印です。元号が令和になる前に平成で百観音満願を達成されたそうです。Mさまは、巡礼に対してとても真摯で、興味深いお話しは尽きません。表具師としての指針を見直すきっかけを与えていただけました。
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先日、神奈川県からはお母様、愛知県からは息子ご夫婦様でご来店いただきました。

今秋に行われるお父様のご法要の為に西国三十三ヶ所を参られたそうです。華厳寺様にて晴れて満願になった後に松月堂へお越しになられました。奥様は、予め弊店のホームページやBLOGをご覧いただいており、「松月堂さんへ是非お願いしたいと思っていました。」と、なんとも嬉しいお言葉を頂戴しました。
お話をしていてもお三人の仲の良さが伝わり、また、掛軸への想いやお父様への想いを強く感じました。

もう、僕の心はフルスロットルです。
楽しみに待っててくださいね。
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いつか必ず行きたい場所の一つが出雲大社です。そんな憧れの地からのご来訪です。
満願の西国納経軸を携えお越しのご依頼主は、実はすでにお客様。松月堂で西国三十三ヶ所霊場・納経軸をお求めいただいている方です。以前、刺繍の観音様を探し求めていて辿り着いた先が弊店だったのです。お母様の為にご夫婦で参られたそうで、刺繍の観音様もお母様のことを思い、『これしかない』と決められたと仰っていました。

刺繍の観音様は、僕が知っているだけでも十数種類ありますが、ダントツで気にっているのは、写真の納経軸だけです。松月堂で販売している納経軸は、全て僕が気に入っている厳選したものだけと決めています。
そんな僕の思いが伝わることは、とても嬉しいことです。

お帰りなさい、観音様。
少しの間ですがゆっくりしていってくださいね。
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本日、新幹線と在来線を乗り継ぎ大阪府からご来店いただきました。
大都市と比べ、公共交通機関が手薄な岐阜県関市、、、
なんとも恐縮ではございますが、ご依頼主のM様には一両編成の長良川鉄道は、逆に可愛くのどかな風景に癒されたと言っていただけました。

10年前に西国巡礼を発願し、その殆どを公共交通機関と徒歩で参られる心意気にとても感銘を受けました。また、序盤は若干スタンプラリーになりがちで願い事もされていたそうですが、何時しか願い事から感謝を伝える巡礼旅になり、華厳寺で満願をお母様と達成された時には、感動で胸がいっぱいになったと大切な思い出を語ってくださいました。

はいっ、表具師エネルギーは満タンになりました。
あとは僕に任せてください。
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松月堂の表装(裂地の取り合わせ)は、『全てお任せ』『半分お任せ』『全てご指定』で承っております。
その中でも『半分お任せ』が一番人気です。
今回の表装は、『半分お任せ』でしたので、ご依頼主の雰囲気や好みと納経軸の個性を自分なりに解釈しながら、表装裂地の取り合わせをさせていただきました。
ご依頼主には大変気に入っていただけましたので、ホッとしております。
お引き渡しの瞬間は、いつもドキドキで慣れることはないですね。
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西国三十三ヶ所霊場・掛軸表装
ご依頼主:愛知県




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表装裂地(外廻し・中廻し)と観音様をよーく見てください、、、
表具(掛軸)に一体感があると思いませんか?僕はどの表具にも必ず意味や共通点を持たせています。
一点足りともカタログで選ぶような安易な表具の取り合わせはいたしません。
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坂東三十三ヶ所霊場・掛軸表装
ご依頼主:神奈川県




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四代目の僕は36歳、この御宝印譜は40歳、僕より4年多く歴史を刻んでおります。

40年という長い月日の間にお父さまが始められた西国巡礼が、いつしかご依頼主(息子さま)へと継承されたのです。
でも、それがどこかのタイミングで約束をしたのではなく、ごく自然にご依頼主が未完だった西国巡礼をお父さまの為に満願したいという思いからなんです。掛軸が出来上がった際には、お父さまにサプライズでプレゼントされるそうです。

とても温かい気持ちになります。

掛軸は、書や絵画といった作品があって成り立つものです。
あえてこの満願の御宝印譜を作品と呼ぶのであれば、『 父と子の深い絆が生んだ軌跡の賜物 』です。
だから僕は一所懸命、魂込めてこの作品と向き合い表装させていただきます。

是非、仕上がりを楽しみにしていてくださいね。
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仮巻きの劣化具合が、40年の歴史を物語ります。
よくぞ、耐えてくれました、お疲れさまでした。
後は、僕に任せてください!




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松月堂の最高級仕様の豪華な本金掛軸です。
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右から外柱・中柱・一文字廻し、そしてその間に2本の5厘筋、正確な直線が掛軸の美しさを引き立てています。
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八双:本金鍍金・高級透かし金具
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軸先:本金鍍金・高級透かし金具
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光の当たり方によって、美しい光沢感が出るのが本金正絹裂地の特徴です。
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表装形式:真の真(最も格式のある仏表装)
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美しい意匠の本金鍍金の透かし金軸
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拘りの手縫い風袋です。一般的に仏表装の風袋裏は紺系の無地ですが、松月堂の風袋は贅沢に外廻しと同じ裂地を使用します。しかも裂地の柄も左右対称になる様に仕上げています。見えない細部に気を使うことが良い表具だと思っています。
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松月堂には、妥協という言葉はありません。
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加州塗り・高級二重箱
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高野山奥の院・箱書き
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四国八十八ヶ所霊場・掛軸表装
ご依頼主・北海道




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見てください、感涙ものです。
百観音霊場の御詠歌を揃って拝見したのは、これが初めてです。

昨年末、県外からお越しの最後のご依頼主(Mさま)は、なんと福島県から。
「巡礼で各地へ参ることと松月堂さんへ行くことは、同じ様なことだから距離は気になりませんよ、それより実際に会って話してみたい。」
嬉しい限りです。

以前にも綴ったことがあるのですが、一つ一つの軌跡の積み重ねがやがて奇跡となり、僕のところまで各地のご朱印が来ているのです。だから表装は重責なのです。

また、昨年も数多くのご依頼主から色んなことを学びました。Mさまからも素敵なお話を伺いましたので、一部紹介させていただきます。

「西国・坂東の御詠歌は、比較的お願いし易かったのですが、秩父は苦労しました。」これは愚痴ではありません。見方を変えると、現実問題として秩父の御詠歌が無くなる可能性があるという現れなのです。霊場や御詠歌が存在するということは、それを守る必要性もあるのです。
しかしながら、それを一個人ではどうすることもできないのであれば、「御詠歌を残せる今を大切にしたい」とMさまは、仰っていました。全国各地にも御朱印できる神社仏閣も減少傾向にある為、Mさまは全国の霊場を巡り、御朱印を歴史的・文化的な資料として残しているのです。
「偉大な功績を残すことは、本来誰にでも出来るはずです。ただ皆言い訳をしてやろうとしないだけ。単純なことです。」物腰の柔らかいお人柄のMさまのその言葉は、僕の心の奥にある緩んだネジを締め直してくれました。

また一つ良い仕事ができる表具師になれたような気がします。
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西国三十三ヶ所霊場・御詠歌
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坂東三十三ヶ所霊場・御詠歌
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秩父三十四ヶ所霊場・御詠歌




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2幅の満願納経軸です。
この納経軸には、いくつかの共通点があります。
ちなみに、ご依頼主は異なりお互いのことは知りません。

【共通点】
1.西国三十三ヶ所霊場を満願されました。

2.巡礼を始められる前にご来店いただき、納経軸をお求めいただいています。

3.同じ観音様(徳寿観音)です。

4.愛知のお客様です。

5.2組共に、ご夫婦で参られています。

6.同じタイミングでご依頼いただきました。※3日違い

7.ご依頼の際もご来店いただきました。

すごくないですか!?意識し過ぎですかね。
でもやっぱり不思議なパワーを感じてしまいます。
不思議なパワーは、『松月堂あるある』なんです。




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人は、なぜ巡礼をするのか、、
その答えは、実に深い、、、
みんな色々な思いを持って巡礼していることをこの仕事をしていると強く感じます。

だから、巡礼の掛軸には自然に個性が出ます。
そして、その個性を大切にしてあげたいといつも考えています。
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▲表装前
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▲表装後
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▲真の真(最高格式の仏表装)※一文字廻しを施しています
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八双:本金鍍金・高級透かし金具
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軸先:本金鍍金・高級透かし金具
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高野山奥の院・箱書き
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加州塗り・高級二重【上】桐箱

西国薬師四十九霊場・掛軸表装
ご依頼主:三重県




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あれは、8年前の秋。
四国八十八ヶ所を掛軸で巡りたいと、愛知県からご来店いただきお求めになられた納経軸が、めでたく満願になって先日、松月堂へ帰ってきました!とても嬉しく有難い瞬間です。
実は、「2年前に満願になっていた、、、」とご依頼主。
色んなことがあり、表装をお願いするタイミングがなかったそうで、ふと、久しぶりに納経軸を開いた時に「今しかない」と翌日にお越しくださいました。
お遍路の思い出話に花が咲き、楽しい時間をありがとうございました。

余談ですが、この日はご依頼主にとっては何気ない日のようでしたが、僕にとっては大切な日でした。
そんな記念すべき日に8年ぶりにお客様と再会できるなんて幸せ者ですね。
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ストーリーの始まりは、19年前の唐招提寺。
当時某ニュース番組で、鑑真和上坐像と東山魁夷画伯の襖絵(障壁画)の公開を知り、次の日に見に行くという行動力のあるご夫婦(ご依頼主)。全国ニュースであった為、ものすごく混んでいましたが、実物を目の当たりにし非常に感動したと仰っていました。
その際、記念に頂いたご朱印をきっかけにご朱印集めを始めたそうです。

それから、数多くの神社仏閣を参拝され、ご夫婦の思い出の詰まったご朱印帳を形にしてほしいとご来店されました。

選りすぐりの40枚で掛軸にお仕立てすることになりましたので、ご期待ください。
今の僕は、燃えております。
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カタログから選ぶ表具、、、
う~ん、、なんか寂しい、、、
良い表具は、作品との相性がとても重要です。
僕が表具師として、大切にしていることの一つです。
この表具(掛軸)も、それを意識している象徴的な仕立てです。
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▲表装前
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▲表装後
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西国三十三ヶ所霊場・掛軸表装
ご依頼主・東京都




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美しい刺繍の観音様。
先週、愛知県よりお越しいただいたご依頼主の西国三十三ヶ所霊場・満願納経軸です。

2年掛けてご夫婦で参られたそうで、西国の御詠歌をすごく大切にされているのが印象的でした。
ご依頼主のご実家には、先代、先々代が満願された掛軸がいくつもあるのですが、ご自分で巡礼して表装されるのは初めてとのこと。
そうと知れば、僕の職人ギアはミドルを飛ばしてハイギアに入ります。
ご依頼主にとって初めての表装が、良い思い出となると同時に満足のいくものであってほしいという思いで一所懸命にお仕立ていたしますね。

ちなみに、ご来店予約のお電話の際に「最初から松月堂さんに決めています」と仰っていただけたお言葉がとっても嬉しかったです。
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