カテゴリ: 松月堂WORKS

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「現在」・「過去」・「未来」を書で表しています。
とても穏やかなお人柄で、非常に豊かな表現をされる書道家のはるさんの作品です。
僕の心はこの作品だけで虜になってしまいました。

来たる11月22日(金)~24日(日)まで、名古屋市東区にあるEnne_nittourenさんで自身初の個展をされるにあたって額装を松月堂でさせていただいております。出店数は、現時点でおよそ20点ほどの予定で、そのどれもが創造的で深い意味が詰まっており、何より書のデザイン性に圧倒されてしまう作品ばかりです。
ちなみに僕は、お世辞が嫌いな性格です。
そんな拘り気質の僕の仕事を書道家はるさんに深く理解していただけていることはとても光栄なことです。

はるさんの素敵な作品を多くの方にご覧いただけることを一ファンとして願っています。
是非、書の世界に触れてみてください。きっと楽しい世界が広がっていますよ。
※22日(金)は、はるさんの書道パフォーマンスもございます

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詳しくは クリック→Enne_nittouren

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ご依頼主と何度も話し合い仕立てた額装です。
この額の装いには、ご依頼主の作品への愛が詰まっており、珠玉の一品と言っても過言ではありません。
表具も贅沢な仕様で、細部にまで徹底して拘っています。

表具師冥利に尽きる、幸せな仕事でした。
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裏面は、正絹(シルク)で通常は本金屏風等の最高級仕様でしか使用しないものです。
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『にちにちこれこうじつ』 毎日が良き日でありますように。
有名ではありますが、僕が好きな禅語の一つで、お茶の席で扱われる掛軸にこの言葉をよく見かけますね。
慎ましく清らかで、温もりを感じる茶の湯に重宝されるのがよく分かります。
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昨年、息子が描いた作品です。親バカですが、芸術的感性が備わっているんじゃないかと思うほどのクオリティです。
忙しくて中々手を掛けられなかったので、一年経ってしまいましたが額装に仕立てると作品が引き立ちますね。子供の夏をイメージして、縁取りは鶯色系の和紙でポップに仕立てました。
単純な額装に見えますが、中身は表装技術の賜物です。表装は、鑑賞だけでなく保存の機能も非常に優れているのです。
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元々シミが酷く、欠損もあり甚だしい状態の色紙を修繕し掛軸へとリノベーションしています。僕の所有していた絵で一目で夏の風情が伝わるお気に入りの一品です。

表具は、絵の中にある配色のみを使用し、掛軸としての統一感を意識しながら作品(絵)に自然と目が行くように工夫しています。
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本紙(作品)の状態は脆く、虫食い・欠損・破れ・横折れに加えて長期に亘って強く付いた特殊な染みがあります。ご依頼主の第一希望は、染み抜きということでしたが、本紙の状態を考慮しながら労わるように作業を進めていきました。様々な条件が重なった場合の修繕・染み抜きには、幾通りもの修繕プランを事前に用意していくことがとても重要です。
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作家:出口王仁三郎/天祥地瑞
ご依頼主:長野県




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友人宅の襖の修繕と張替えをさせていただきました。色んな種類(質感、色味)の工芸和紙を組み合わせて仕立てています。
もともとご親族が住まわれていた古民家をリノベーションして、今は友人夫婦で住んでいます。
根尾の薄墨桜が近くにあり、とてもロケーションが良いところで、いつも向かう道中でどんどん心が浄化されていく感覚になります。

友人はパティシエで、現在は自宅の一角で『井上洋菓子研究所』という名で洋菓子屋さんを営まれています。
甘党の僕ら家族は、口をそろえて「ここのお菓子が一番おいしい」と言います。お世辞じゃないんです。本当に美味しいんです。食べてみれば分かります。笑顔の素敵なパティシエの人柄がより説得力を持たせています。是非ご賞味あれ。
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座敷、床の間、居間、寝室も張替えしましたが、プライベートな空間なので写真は玄関のみ。
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屏風も襖と調和するように同じ工芸和紙を使用して、修繕・張替えをしました。
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神農(しんのう)は、古代中国の伝承に登場する三皇五帝の一人で人々に医療と農耕の術を教えたという。神農大帝と尊称されていて、医薬と農業を司る神とされている。
※Wikipediaより
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神農様/掛軸表装(修理修復)
ご依頼主:東京都





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ご依頼主のご要望に合わせ、柱を太くし、既存の一文字廻しも修繕し再利用しております




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風袋は、簡素なしつらえの和紙風袋で仕立てております




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作家:千宗旦/消息
ご依頼主:岐阜県




掛軸をマニアックに嗜む方の中には、修繕適齢期とは別に表具を変えるご要望もあります。
表具を変えるとは、装いを変えることで、ご依頼主の好みに合わせてリノベーションすることです。

写真の掛軸は、中国で仕立てられたもので民芸品程度の為、材料は粗悪で製品としても良質とは言い難いものです。また、表具も作品の良さが出ていないということで、ご依頼いただきました。
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もちろん、掛軸のリノベーションと同時に良品な仕立ても施しております。




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中国山水/掛軸表装
ご依頼主:埼玉県




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表具の見栄え・重要部に不可欠な技術と共にディテールを拘ってしまうのが、職人の性。
この写真は、掛軸最上部にある軸紐の仕立て部分です。
この部分は、桐箱の蓋を開けた際に見える部分であり、軸先と同じく掛軸の第一印象を決める大切なところです。掛軸を嗜む方であれば、ここの印象で掛軸の良し悪し(品質)を伺うことができてしまうのです。
だから僕にとっては、決して気を抜くことのできない大事な仕事なのです。
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上下の写真を見比べると、afterの方は軸紐に解れ止めとして金砂子和紙で化粧しています。
もちろん、軸紐も上質なものしか使用しません。その為、手触りもしなやかで丈夫です。




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『 ふくじゅかいむりょう 』と読みます。
福徳の集まることが海のように広大であるということ。 観世音菩薩の恵みが広大であることをたたえた語。
禅の言葉は、温かく、清らかで、時に人を勇気づけ幸福な気持ちにしてくれます。
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書:東海亮道(景久山 永昌寺・住職)/福聚海無量
ご依頼主:岐阜県




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この写真は、ご依頼品を預かった際の状態です。
おそらくこの状態が改善されるイメージが湧かない人が大多数と思われます。
それとは裏腹に、僕には明確なイメージが湧いていました。
もちろん最善を尽くす為に、時間をかけて幾通りの修繕プランを用意します。そして、工程が進むごとに都度最良のプランを選び修繕しています。
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本紙はバラバラかつ脆いので、取り扱いはとてもデリケートです。
既存のパーツ(本紙)は、全て生かします。
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額装の土台にある本紙も下記写真の様に解体(取り外し)していきます。
非常に繊細な作業が続きます。
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バラバラになっていたメインの本紙を元の配置へと仮合わせしています。
※後ほど一旦ばらし、修繕作業・補強作業を施したら裏打ちをします
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修繕を終えた本紙は、この通り良好な状態へと変貌を遂げました。
元々欠損していた部分は、既存の本紙の色味の中で一番薄い色味よりもワントーン薄い色味で補紙しています。これは作為的に行ったのですが、話すと長くなりますので割愛します。
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書:小松宮彰仁親王(日本赤十字社総裁)・額装修繕(修理修復)
ご依頼主:岐阜県




三尾呉石作の虎之図(猛虎愛児)の掛軸です。
この作品を拝見した瞬間、ほっこり温かい気持ちになりました。
僕も子を持つ父なので、この親子の虎を見るたび「大丈夫だよ、守ってあげるからね。」と思いながら仕事をさせていただきました。
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作家:三尾呉石/猛虎愛児
ご依頼主:福島県




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