カテゴリ: 修繕(その他)

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破れ、欠損、虫食い、無数の折れとシワ…状態の甚だしい古文書である。

モノはいずれ朽ちていく。

その速度を抑える作用が修繕であると考えています。

この写真のbefore→afterは、決して蘇っているわけではなく、既存の可能性を高めているに過ぎない。

私は、その既存の未来を少しだけ変えてあげられる仕事をしているのかも知れない。DSC005340001
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数十年間に亘り、安易な修理が繰り返しされており、収まりの悪い状態の経本でした。
修理に使用してある紙(和紙でない粗悪なもの)や糊も適切ではない為、先ずはその部分の剥がしと手当てを状態を把握しながら除去していきました。
数日間の修繕作業は、コツコツと着実に進めていく連続で、モチベーションは少しずつ成果が見えてくることです。
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ご依頼時は、過去帳の本体だけでしたので、大切に保管して頂く為、帙(ケース)を特注で作製しました。
これも表具師の仕事の一つです。
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金細工の御所車。
金の輝きに職人の粋を感じます。

古くなり破損も甚だしい衝立の修理と張り替えをしております。
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【修繕前】
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家系図(巻子)の資料となる過去帳(ジャバラ式の帳面)を修繕し残す(継承)ことは大切なことです。
状態が甚だしいからといって諦めないでください。
どんな状態でも私は諦めません。
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▲修繕前
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▲修繕後
長期保存を考慮し、帙ケースもご用意しました




今回の過去帳の形態は、いわゆる和綴じです。
状態は、破れ・欠損・虫食い・経年汚れ・経年劣化・etc...
果たしてこんな状態のものは治るのか?
それこそ、どこへお願いすればよいのか?皆無なんじゃないでしょうか!?

私にお任せあれ!そんな悩みをガッテン解決!
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▲修繕前
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▲修繕後




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▲修繕前
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▲修繕後




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▲修繕前
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▲修繕後




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▲修繕前
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▲修繕後




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▲修繕前
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▲修繕後




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▲修繕前
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▲修繕後




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 ご依頼品の保護・保存の為に帙(和綴じ)ケースを特注で製作しました。




修繕技術を応用して、もうダメかと思ってしまいそうな写真もこの通り!
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▲修繕前
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▲修繕後

 
保育園でもらった息子の貴重な写真も息を吹き返しました。

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