2022年11月04日 和紙、杉材、竹釘、それだけ お茶の先生にご依頼頂いた風呂先屏風です。若草色をメインに柔らかい印象の屏風にして欲しいというリクエスト。私は屏風下地から製作するので、お茶室の寸法に合わせて幅や高さを細かく割り出し、丁度のサイズでお仕立てしました。風呂先屏風は茶の湯に使用する道具なので、簡素の美をテーマに使用する材料もシンプルにしています。仕事は、思考を止めないことで見えてくるものがあるような気がします。 「屏風・衝立(WORKS)」カテゴリの最新記事