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字の如く、三段になっていることからそう呼ばれています。
この表具形式を正式には行の行と言い、茶道・華道を嗜んでいる方なら馴染みがあるかと思います。

三種の裂地を扱いながら、本紙(作品)を引き立てる取り合わせ作業はとても悩みます。
対比・調和・繋がり…といった言葉を頭に浮かべながら導き出していきます。
今回は、古裂と金襴を取り合わせました。
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