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表装裂地として初めて使用する布です。

調べてみると、インドを代表するシルクで日本や中国の代表的な繭と比べると大きく、野生味に溢れておりタッサー種は森の中で育ち、その多くは蛾が飛び立った後に採取される(家蚕のように身がある状態で煮沸して糸取りをしない)ことから、アヒンサー(不殺生)シルクと呼ばれているそうです。

その野生味故なのか肌裏打ちにかなり苦戦しましたが、布の特性を知ることで対処する術を学ぶことができました。

試行錯誤から得るものは作り手にとって褒美です。520F86EB-7DA6-46D3-914D-CF85E29F5534