2019年11月

DSC02323
四国八十八ヶ所霊場の満願軸です。
以前2012年11月に東京からお越し頂いたご依頼主が再来店されました。
松月堂は、2016年6月に店舗(工房)のリノベーション工事をしたこともあり、外観も内装も様変わりしたので、ご依頼主は当時の記憶とかなり違っていたので驚かれていました。
現在は、なるべく目立たないように地味で渋く、隠れ家の様なスタイルが工房のコンセプトです。
なので、皆さん素通りされがちです。迷われる方、ごめんなさい。

ご依頼主は、車中泊しながら巡礼や旅をするのがお好きな方で、今回も岐阜へ立ち寄る前に京都・奈良を巡礼され、宿泊はもちろんお車だったそうです。
旅と車中泊は何だかワクワクしますね。僕も若い頃は何度か車中泊したものです。

せっかく東京からご来店頂きましたので、新しくなった工房をご覧頂きながら表装の取り合わせをいたしました。
DSC023220001




DSC09686
お店のインターホンが鳴り、窓越しに車のナンバーを見ると『つくばナンバー』。
ん、、、えっ!茨城県!?

お出迎えしてびっくり、茨城県から突然のご来店で、「松月堂のホームページを見て気になっていたので寄ってみました」とご主人。
しかも、松月堂トップページに掲載の『事前のご来店予約』をご存じにも関わらず、アポなしでのご来店でした。ご主人は、「ふらっと寄って居たらご縁」と何とも粋なことを仰りました。

これまでにいくつもの霊場を巡られており、これから西国三十三ヶ所霊場を納経軸で始められるそうで、掛軸表装のことでご相談いただきました。また、関東八十八ヶ所霊場を満願されており、表装(仮)予約のご案内をすると早速、ご予約をいただきました。次回、ご来店の際に満願の納経軸(関東八十八ヶ所霊場)を持参されるとのことです。




【大切なお知らせ】 ⇐ クリック

表装(仮)予約とは、現在多くのご依頼を頂いており、表装納期は6ヶ月~となっておりますが、表装・修繕をご検討中の方におすすめしているサービスです。

いつでもキャンセルできる簡単なご予約で、詳しいご連絡先は必要なく、お名前(ご苗字)だけで大丈夫です。
メールかお電話でご連絡頂いた日付を仮予約とし、順番が来たら優先的に表装作業を進めていきます。

本当に簡単ですので、お気軽にお問い合わせくださいね。




DSC01012
以前BLOGでご紹介した西国三十三ヶ所霊場の満願軸です。

先日、新幹線と在来線とバスを乗り継いで、仕上がった掛軸のお引き取りに大阪府から再来店いただきました。
ご依頼主は、非常に感性豊かなお方で、松月堂の細部にまで気づいてくださり、僕が当たり前にしていたことがご依頼主にとっては、新鮮で興味深いと仰っていただけました。

改めて気づかされることがいくつもあり、表具師としてより高みを目指したくなりました。
DSC01978
DSC01979
DSC01980
DSC01981
DSC01983
DSC01984
DSC01985
DSC01986
DSC01977
DSC01987
DSC01988
西国三十三ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/大阪府




DSC02321
西国三十三ヶ所霊場の満願軸です。
2018年10月にご来店され松月堂でお求めいただいた納経軸が、無事に満願になったということで再び愛知県からのご来店でした。
しかも有難いことに、数か月前からご来店(表装)予約もいただいており、職人の僕としては嬉しい限りです。

先日も申し上げたばかりですが、里帰りの納経軸は『おかえり』と言う親の気持ちになってしまいます。
西国旅のお話をしながら、少しずつ表装のイメージを膨らませ、観音様とご朱印にお衣装を着せるようにお見立てのご案内をするのが僕の掛軸表装の流儀です。
カタログではなく一点一点気持ちを込めて取り合わせていきます。

表装の取り合わせも一段落したタイミングでご主人が一言
「実は、二巡目を巡りたいので新しい納経軸が欲しいです。」
その気持ちは僕もよく分かります。
実際に二巡目や他の霊場をスタートされる方は多くいらっしゃいますので、『巡礼者あるある』です。
満願が近づくと嬉しさと同時にさみしさの感情が芽生えるのです。

二巡目の西国三十三ヶ所霊場は、御詠歌をいただくそうです。
「羨ましい、、、」僕も二巡目は御詠歌をいただくのが夢です。
DSC02320




DSC04223
「ここはどこ?」
そんなことを呟いてしまうほど、この和の空間には様々な地方のお客様にお越し頂いている今日この頃です。

先週土曜日は、愛知県から西国三十三ヶ所霊場の表装のご依頼でご来店。
昨日は、大阪府から仕上がった西国三十三ヶ所霊場の掛軸をお引き取りにご来店。
本日は、茨城県から松月堂を見学がてら、関東八十八ヶ所霊場の表装予約でご来店(アポなしで)。
その一時間後には、東京都から四国八十八ヶ所霊場の表装のご依頼でご来店(アポなしでPart2)。

僕は、共に松月堂を支えてくれている妻に思わず「ここ、、岐阜県関市だよね。公共交通機関の乏しい関市だよね、、、?」
でも、こんな嬉しいことはありません。10年以上前から思い描いていた目標がここ数年で叶って来ているのです。立地なんて関係ない、僕の表具に対する熱意さえあれば田舎の岐阜県にだってお客様は来てくれるはず!
ちなみに今週末は広島県からご来店予定です。

感謝感謝です。

遠方からお越しくださる皆様へ 『どうぞお気をつけて、いらしてください』 四代目より


※ご来店者の内容は、改めてBLOGでUPします。




DSC02305
西国三十三ヶ所霊場・満願軸です。
先日、石川県金沢市から突然のご来店でした。
元々、2018年の4月に松月堂オンラインストアよりお求めいただいた納経軸で、無事に満願になった際には、直接お願いに伺いたかったと仰っていました。
職人としてとても嬉しいお言葉です。

僕にとって満願の納経軸は、里帰りに来た子供のような存在です。
できる限りの愛情で一所懸命お仕事させていただきますね。

余談ですが、突然のご来店も大変ありがたいのですが、当方職人作業中や出張の場合が多々ございますので、できれば事前のご連絡をお勧めいたしております。

今回は、運よく応対できましたが、ご来店のお客様には、精一杯のおもてなしをしたい性分ですので、ご理解いただけますと幸いです。




↑このページのトップヘ