2018年01月

645F6354-2A7F-4C75-B109-3AA46E213E67
今年初の積雪です。
初めて雪の上を歩く娘には、刺激が強かったのか少し怖がっていました。
とっても危機管理能力の高い娘です!

皆さんも雪道にはご注意くださいね。




DSC06270
ご朱印帳を掛軸にしたいというご相談で、滋賀県からご来店されたのが一年前。
西国三十三ヶ所霊場を満願(結願)され、本日再びのご来店。
僕にとってこんなに嬉しいことはないです!
なんだか親心のようです。
西国33ヶ寺・華厳寺2ヶ寺・番外5ヶ寺の合計40ヶ寺のご朱印を一つの本紙にし、掛軸へと形成していきます。

ちなみに一般的なご朱印帳(納経帳)を品質の良い掛軸にするのは、非常に困難であり高度な技術が必要です。なぜなら、一般的なご朱印帳は、掛軸表装する為に製品化させたものではないからです。松月堂の独自の技術だからこそ『しなやかな掛軸』を表現できるのだと自負しています。

ご興味のある方は、僕(四代目)に聞いてくださいね。
拘りをいっぱい話すと思いますよ(笑)
DSC06267




DSC05959
表具は、本紙(作品)の引き立て役であること。
それは、巡礼表装でも同じことです。
だからカタログ通りの表装では、本紙に申し訳ない、、

ご朱印・観音様とご依頼主の好みをブレンドし、表現することが表具師の務めです。
『いい仕事をします』の技術的な部分は当然のことで、それ以外に職人としてどれだけご依頼主にご満足いただけるかが、とても重要なのです。
DSC05961
DSC05963
観音様のお衣装の色味に合わせて、大縁・小縁(マット部)と額縁を選定します。
そうすることで、相性の良い表具になり、自然と品が出てきます。

最初から決まりきった表具では、アンバランスで無理やり服を着させられた残念な額装になってしまいます。
DSC05960DSC05964DSC05969DSC05958
うん、カッコイイ表具です。

西国三十三ヶ所霊場・額装
ご依頼主・三重県




DSC04985
ご依頼主のご希望で、縁なし金屏風を製作しました。
通常使用する黒い屏風縁を無くすだけで、モダンな印象に見えます。

もちろん、ただ屏風縁を化粧してないだけの単純な仕立て方はしていません。
屏風縁が無くなるということは、屏風としての強度が劣ります。
なので、その強度を補う工夫をしています。

その工夫は、企業秘密です、、、
DSC04986




0D25D456-4269-4F3B-A599-4BB428EDC29C
年始は、修繕(修理・修復)作業に追われています。
掛軸には、3層〜5層の異なる薄い和紙が打ちつけてあり、その和紙を剥がす作業です。
急いでこなせる工程ではないので、時間が掛かります。
修繕は、手先の技術も大切ですが、一定の緊張感を維持するメンタル面もとても重要です。




DSC06170
新年あけましておめでとうございます。

毎年、正月を一つの区切り・目標として一年間走っているような気がします。
昨年は、苦難の日々でしたが、貴重な出会いを多く頂き、新しい発見もあった濃度の高い一年でもありました。
正月という息継ぎの時間に、昨年のおさらいと修正したビジョンを掲げます。
この息継ぎが、僕にとってとても大切な時間です。

松月堂は、2020年に100周年を迎えます。
『一年』という単位と共に『百年』という大きな節目への明確なビジョンも大切にしています。

今年は、いくつかの挑戦をする勝負の年です!
それでは、来年のこの日まであと少しだけゆるりとします。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。




↑このページのトップヘ