2017年03月

DSC03199DSC03203
DSC03202
DSC03204
DSC03206
DSC03214
DSC03212
四国八十八ヶ所霊場・カラー御影札・掛軸表装
ご依頼主・東京都千代田区




六曲屏風とは、六枚折りのこと
一双とは、半双が二つで1セットのこと
分かりましたか、、、? 詳しくは、Webで調べてみてくださいね。

今回ご紹介するのは、六曲屏風(一双)の修繕です。
本紙×12枚の修繕と合わせて、とても大掛かりなご依頼でした。

話し出すと私の熱意が止まりませんので、あえて詳細は説明いたしません・・・
2014_09250022
▲修繕前
2014_12220094
▲修繕後




2014_09250033
▲修繕前
2014_12220103
▲修繕後




2014_09250026
▲修繕前
2014_12220096
▲修繕後




2014_09250027
▲修繕前
2014_12220097
▲修繕後




2014_09250028
▲修繕前
2014_12220098
▲修繕後




2014_09250036
▲修繕前
2014_12220105
▲修繕後




2014_09250032
▲修繕前
2014_12220102
▲修繕後




IMG_6070
近くなのに遠かった、伊東豊雄さんが手掛けた図書館へようやく行けた。
おもろいっ!ヘビーユーザーになりそう、、 



 

DSC03331DSC03329
DSC03337
DSC033360001
DSC03334
DSC03335
DSC03339
DSC03338
Hina・JIKU】にインスパイアされた【WAKA・武者】は、端午の節句にお似合い
【WAKA・武者】が強く、たくましく育つ男の子を優しく見守ってくれます

Hina・JIKU】と比べ、表具の柱を太くすることによりたくましさをイメージし、色味は藍色で日本男児らしさを演出しました
本紙筋廻しと掛軸の覆輪(両サイド)は3厘(約1mm)と極細仕立てです
軸先は、誠実で爽やかな色味の青磁を使用

とにくデザイン・仕様にはとことん拘って表装しました

息子を想う、父の力作です
DSC03263
DSC03322
【WAKA・武者】
 作品:若武者と鯉のぼり(友禅和紙)
 裂地:西陣織(古代風正絹)※無地部2色共に
 軸先:青磁
 収納:高級二重上桐箱(加州塗り箱・タトウ箱・美術品用防虫香付き) 
 ※高級桐箱(タトウ箱・美術品用防虫香付き)に変更可

 本紙サイズ【巾:47㎝ × 高さ:63㎝】
 掛軸サイズ【巾:73㎝ × 高さ:170㎝】※軸先含む

お問合せはこちら▼
info@shogetsudo-hyoso.jp




破損している本紙(作品)は言わば、負傷した患者さんのようなものです。
しかしながら、人間と違い松月堂の患者さんは何も話してくれません、、、
どこが痛いのか、こちらから丁寧に診断をし、少しでも痛みを和らげてあげるような思いで
破損部分を修繕していきます。
2012_03310034
▲修繕前
2012_04160007
▲修繕後




2012_03310035
▲修繕前
2012_04160012
▲修繕後




2012_03310032
▲修繕前
2012_04160006
▲修繕後





DSC03252
6枚の本紙(作品)は、絵ではありませんよ、刺繍です。
刺繍も適切な裏打ちを施せば表具になるのです。

6枚の刺繍のイメージから屏風のデザイン(和紙・筋・屏風縁等)を考えました。
テーマは、本紙に馴染む表具。
DSC03253
DSC03254
DSC03256
DSC03255




IMG_0278
インドア過ぎる、、松月堂BLOG、、、
でも私は外へ出かけるのが大好きなアウトドア派です。
もう春なんですね。
修善寺寒桜は満開でした!




いちばん理想的な染み抜きは、自然にふんわりと汚れを除去する感じ。
あまり強く染み抜きすることは、本紙に負担を掛けるため好ましくない、、、
DSC00861
▲before
DSC01040
▲after




DSC00862
▲before
DSC01041
▲after




DSC00863
▲before
DSC01042
▲after




DSC03099
DSC03100
DSC03101
DSC03105
DSC03104
四国八十八ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/三重県伊賀市




DSC03091DSC03092
DSC03093
DSC03098
DSC03097
四国八十八ヶ所霊場/掛軸表装
ご依頼主/三重県伊賀市




DSC00836
▲修繕前
DSC00873
▲修繕後




2014_06140024
▲修繕前
2014_06270009
▲修繕後




2012_03310024
▲修繕前
2012_04160028
▲修繕後




2012_03310026
▲修繕前
2012_04160032
▲修繕後




2012_03280014
▲修繕前
2012_04160016
 ▲修繕後




DSC00184 (1)
▲修繕前
DSC00267 (1)
 ▲修繕後




DSC00098
 ▲修繕前
DSC00276
▲修繕後




DSC00099
▲修繕前
DSC00278
 ▲修繕後




DSC00625
▲修繕前
DSC00749
 ▲修繕後




調べてみました!
茨城県坂東市弓田にある、弓田不動尊・慈光寺というお寺の通称がポックリ不動尊なのです。

不動尊を信心すればその念願が阿弥陀如来にまで届き、殊(こと)に臨終の際はポックリと眠るように大往生ができるという信仰が広まったことに由来するのだそうです。
※慈光寺さまの案内看板引用
DSC03013




DSC03001 (1)
DSC030020001DSC03003
西国三十三ヶ所霊場・掛軸表装
ご依頼主・三重県津市




DSC02986
DSC02984
DSC02985
北関東三十六不動尊霊場・掛軸表装
ご依頼主・東京都千代田区




DSC03013
んっ?
ポックリ不動尊!? ※ 全体写真の最下段の左から二番目



 

巻子(巻物)は掛軸に比べ、取り扱い・保管状況が悪いことが多い為、状態が甚だしい場合がしばしばございます。シワ・折れ・破れ、虫喰い、欠損、巻グセ、、、

掛軸とは用途が似て非なるもの、巻子には巻子の修繕プランが必要なのです。
2014_122200152014_12220017
2014_12220018
2014_12220019
2014_12220021
▲修繕前
2015_02230003
2015_02230004
2015_02230005
2015_02230006
2015_02230007
 ▲修繕後




DSC03219
DSC03173DSC03174
DSC03186
DSC03183
DSC03185
DSC03184
DSC03198
DSC03196
本紙(作品)のイメージをデザイン表具で表現しました
使用する裂地の色味・柄はもちろん、軸先にもこだわりました

 【Hina・JIKU】が桃の節句を華やかな空間にしてくれます
初節句を祝う女の子へ『一生モノの贈り物』を

掛軸は大切に扱えば、一代を見守ってくれます
でも、そこには『本物』の技術が不可欠

松月堂・四代目表具師が全工程手作業で心を込めてお仕立てしています
DSC03155
【Hina・JIKU】
 作品:立雛(友禅和紙)
 裂地:西陣織(武田菱)※アクセント部
 軸先:朱塗り蒔絵唐草
 収納:高級二重上桐箱(加州塗り箱・タトウ箱・美術品用防虫香付き) 
 ※高級桐箱(タトウ箱・美術品用防虫香付き)に変更可

 本紙サイズ【巾:46㎝ × 高さ:64㎝】
 掛軸サイズ【巾:65㎝ × 高さ:158㎝】※軸先含む

お問合せはこちら▼
info@shogetsudo-hyoso.jp




↑このページのトップヘ