2016年07月

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千利休は言わずと知れた、茶人。
表具師にとって非常に密接な関係にある茶道。
過去・現在・未来、いつの時代にも茶の湯の精神は、日本人にとって誇りであり、財産であると言い切れます。

この掛軸は、千少庵の書で利久の娘婿であり、千宗旦の父なのです。
所有されるご依頼主は、とても掛軸のことにお詳しく、茶掛けの美を深く理解されているお方です。
今回のご依頼は、経年劣化の甚だしい状態の掛軸を本紙だけではなく表具も修繕してほしいとのご依頼でした。以前に修繕した形跡があるのですが、適切な処置ができておらず、傷を負った状態のままでした。

作業にかかる前には、入念な状態確認と幾通りの修繕方法を考え万全の準備をし、臨みました。
何とか満足のいく修繕作業ができ、ホッといたしました。


修繕前の掛軸▼
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屏風と襖(ふすま)の下地製作で、仕立てる数が多い為、番号付けの英数字の組み合わせのレパートリーがなくなったので家族の名前を付けてみました。
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いつも以上に愛着が湧きました!

※ちなみに名前を番号付けしたのは、弊店の和室に納める襖の下地ですので、大事なお客様の下地は、英数字です。

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皆さん何か分かりますか?
そう、御朱印ですね~  ・・・んっ・・・ 高野山米國別院!?
米国ってあのアメリカのっ!?
そうなんです。アメリカはLAに高野山米國別院が存在し、和紙と墨蹟と朱肉を使用する納経所があるのです。

本日、名古屋からご来店いただいたお客様に見せていただきました。
この御朱印にたどり着くまでにはとても深く奇跡的な、いや、運命的なある二人の男の出会いがあるのです!

その貴重なお話しは、とても長くなりますので私の心に留めておきますが、二人の男が出会った地は四国八十八ヶ所霊場なのです。お遍路には不思議な力があるのかもしれませんね。

ちなみにその主役の一人は、名古屋のお客様なのです。
気になる方は、是非、松月堂まで(笑)
本当に素敵で貴重なお話しです!

美濃国の仙厓さんと言えば、禅僧であり画家でもある地元では有名な御方です。
日本全国をみれば誰もが知る有名な画家さんは数知れず…しかしながら、日本全国をみれば地元では有名な画家さんも数知れず…

生粋の地元民である私は、身近な有名人に愛着が沸きがち。
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状態の悪かった本紙も


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修繕を施し、この通り。


継承作業完了です!

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3月中旬から工事が始まり、いまこんな感じです。



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入口はこちら



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駐車場はこちらです。
工事関係車両も停めますので、いっぱいで停められない!というときは



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写真右側の駐車スペース(店舗北側)にお停めください。
ご不明な場合は、お気軽にお電話くださいね!

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